社会への貢献

医・食・農一体の取り組み
〜京都大原記念病院との連携が生んだグリーン・ファーム・リハビリデーション®〜

戻る

医・食・農一体の取り組み

2015年に創業180周年を迎えたタキイ種苗は新しいスタートラインに立ち、これまでタキイ種苗が培ってきた農業関連の技術とノウハウを「人々の健康と豊かな暮らしの増進」に生かす活動を開始しました。

活動を具体化するにあたって連携先としてご縁があったのが、京都の回復期リハビリテーション専門病院「京都大原記念病院グループ」です。同グループでは、中枢的存在である回復期リハビリテーション専門病院「京都大原記念病院」の2000uにおよぶ自家農園を活用し、リハビリテーション治療の一助として、作業療法士などと患者様が一緒に農作業に取り組んでおられ、タキイ種苗はその技術面をサポートしています。

これまで営利栽培のための種子販売を中心にしてきたタキイ種苗にとって、リハビリテーションのための農園芸活用への協力は初めてのこと。それでも、3期にわたる実践を経て、リハビリテーションに向く作物や品種、栽培方法などの経験が少しずつ蓄積されてきました。まだ発展途上ですが、同院との農園記録を通して、リハビリテーションに向く農作業のノウハウをご紹介したいと思います。
一作終わるごとに、病院の農園担当者や作業療法士にアンケートに回答いただき、現場の声をたくさん反映しています。

なお、京都大原記念病院グループは、病院とともに高齢者施設なども併設されていますので、医療目的の「農業リハビリテーション」と介護福祉目的の「農業レクレーション」を厳密に区別することなく、農園芸情報を記載していますので、ご了承ください。

高齢者施設の入所者における園芸活動の実態調査によると、回答のあった223施設の47.5%が少人数で1時間以内の園芸活動を不定期で行っていることがわかりました(人間・植物関係学会誌 2017, 16(2):7-14)。ご高齢の方や心身に障がいをお持ちの方・農園芸作業を取り入れたい施設の方々へ、この農園記録が健康増進とQOL(生活の質)向上のための基礎事例として参考になれば幸いです。

タキイ種苗CSR委員会