社会への貢献

桃太郎トマトの学校

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なぜ「食育」を行うのか

「食育」というと消費面に焦点が当たりがちですが、真の意味で食育を進めるためには、その前提となる「農育」、食の生産面にも焦点を当てた活動が必要だとタキイ種苗は考えます。
食の原点である種苗を取り扱う企業として、タキイ種苗は2013年から全国の小学校を対象に「桃太郎トマト」教室を開催しています。小学生にもなじみが深い野菜であるトマトを例にしながら、「桃太郎」というトマトの品種が、タネの開発からスタートし、生産者による栽培を経て青果として食卓に届けられていることを子供たちに伝えています。さらに子供たち自身が調理して食すことで食の喜びと楽しみも合せて伝えています。
食べ物が届くまでには多くの人と時間が必要なことを感じ取り、食べ物に対する感謝の心を醸成することを大切だと考えています。

「桃太郎トマトの学校」これまでの取り組み

これまでの開催実績は以下の通りです。

開催年度 開催時期 都道府県 学校名 参加生徒数
2013年 7月3日 東京都 墨田区立中和小学校 4年1組 計27名
7月8日 北海道 札幌市立前田北小学校 4年1組、2組 計54名
7月11日 広島県 広島市立飯室小学校 4年生、計20名
2014年 7月3日 東京都 港区立青山小学校 4年1組、あすなろ学級 計29名
7月11日 福岡県 福岡市立老司小学校 6年1組、2組、3組 計90名
7月15日 宮城県 仙台市立泉松陵小学校 5年1組、2組、特別支援学級 計64名
2015年 9月11日 東京都 品川区立上神明小学校 5年生、20人
9月18日 静岡県 静岡市立中藁科小学校 5年生、6年生 計30人
10月1日 愛媛県 西条市立田野小学校 5年生、6年生 計29人
2016年 9月2日 群馬県 桐生市立新里北小学校 5年生、計27名
2017年 2月28日 高知県 高知市立十津小学校 5年生68名(2クラス)、保護者26名 計94名
8月31日 青森県 青森市立浪館小学校 6年生70名(2クラス)、保護者20名程度 計90名

2017年10月末現在:10都道府県、12校、574名(保護者参加含む)

授業構成例

(座学パート)視聴覚室にて1時限(45分)
トマトについて学ぶ<講師:タキイ種苗技師>
トマトクイズ(桃太郎トマトについて、開発経緯など)
桃太郎トマトマスター認定証授与
(実習パート)家庭科室にて1時限(45分)
調理実習(調理指導:料理研究家)
試食
記念撮影

授業の効果

・種苗会社の技術者が講師を務め、桃太郎トマトの開発を例に具体的な講義で自然科学、社会の勉強にもつながる。
・一流の料理研究家による学年合わせたレシピ提案と調理指導で、おいしい料理完成の成功体験でトマト嫌いが好きに転じることも。※食材の準備は弊社が準備いたします。
・桃太郎トマトマスター認定証授与で子供たちの達成感を引き立てる。
・地元メディアの取材をタキイが誘致し、地元新聞や情報番組で授業の様子が取り上げてもらえることでより思い出深い授業となる。
・授業の前後に野菜についてのアンケートを子供たちにとることで、野菜の好き嫌いなど普段の食生活や、なぜその野菜が嫌いなのかなど一端を知ることができる。

参加児童の声

「トマトには栄養がたくさんあると知り、たくさん食べようと思った」
「自信がなかったけどうまく料理が作れてよかった」
「いつもは生で食べているけど料理したのは初めて。また食べたい」
「家で作ってみたい」
「トマトは脳にいいと知ったのでテスト前に食べたい」
「トマトが甘くておいしいことを知り大好きになった」
「トマトは苦手だったけど、料理がおいしく食べてしまいました。栄養がたくさんあることを知ったので、これから家でも食べます」
「甘い。料理したのは初めて、また食べたい」
「トマト牛丼は簡単に作れておいしかった。家でも作ってみたい」
「桃太郎トマトの開発に約20年もかけて苦労して作られたことに驚きました」
「お土産に頂いたトマトを家族みんなで食べてもらったら大好評でうれしかった」
「トマトは嫌いだったけど初めて生で食べてみてすごく甘くておいしいなと思いました。料理もおいしかったです」
「授業を参観したお母さんも一緒にトマトを食べて、甘い、おいしいと喜んでくれました」
「トマトには体によいいろんな成分があることを知りました。トマト嫌いな人でも好きになるトマトを開発するタキイさん、ありがとうございます」
「トマトのグルタミン酸がこんぶのように出汁がとれることを知りました。調理は皆で協力して楽しく取り組めました」

先生の声

・専門家が教えてくれると、体験を通して学びが深くなる
・この経験により、子供たちの考え方や見方が変わってくれれば
・45分間の授業を子たちが飽きることなく楽しんで参加できました。なんといっても2時間の調理実習がとてもよかったです。すべての子どもが役割をもって料理を作れたことでトマトを嫌いと言っていた子どもたちまで授業後は「トマトはおいしいと」言ってくれました。帰宅後の家庭でも授業のことで家族の会話が弾んだそうです。
・クラスの中に将来新規野菜を栽培する農家を目指してる子どもがおり、タキイ種苗さんの桃太郎トマト開発の授業に目を輝かせていました。

調理料理例

トマト牛丼
トマトとアスパラガスの卵炒め
マーボートマト
※調理時間は20〜25分です。

トマトを和食で食べるには?タキイのおすすめレシピをご紹介
トマト牛丼(「桃太郎トマトの学校」より)
材料(大人4人分)
  • 桃太郎トマト/1〜1.5個
  • 牛肉切り落とし/200g
  • 玉ねぎ/1/2個(150g)
  • ご飯/4人分
  • しそ/5枚
ワンポイント
最後のトマトはできるだけ形をくずさないように炒めましょう! 
トマトを使うのでだしはいりません。
牛丼がトマトでさっぱり食べられます。
作り方
  • @ トマトは1個を6等分のくし形に切り、へたを切りおとす。
  • A @のくし形のトマトをさらに半分に切る。
  • B 玉ねぎは芯をとり、薄切りにする。
  • C フライパンを熱してサラダ油を入れ、Bの玉ねぎを炒める。
  • D 玉ねぎがしんなりしてきたら、牛肉を加える。
  • E 牛肉の色が変わってきたら調味料を入れて混ぜ、トマトを加えて軽く炒め、少し煮くずれてトマトに火が入ったら完成。
  • F ご飯の上に盛り付け千切りにしたしそを添える。

レシピ監修: 本居 佐知子 氏(トマト先生)- 料理研究家

「食べることは毎日、だから大切にしたい」をコンセプトに、ハッピーを届ける料理教室
「トマトキッチン」を主宰。http://www.tomatoktc.com/
トマトが大好きで毎日トマトを食べているので「トマト先生」と呼ばれています。

タキイの社会貢献事業「桃太郎トマトの学校」とは

タキイ種苗は、真の意味で食育を進めるには、その前提となる「農育」、食の生産面にも焦点を当てた活動が必要だと考えます。食の原点である種苗を取り扱う企業として、全国の小学校を対象に「桃太郎トマトの学校」を2013年から現在まで12校で開催。「桃太郎トマト」のタネの開発から、生産者による栽培を経て青果として食卓に届けられていることを子供たちに伝えています。さらに子供たち自身が調理して食すことで、食の喜びと楽しみも伝えています。食べ物が届くまでには多くの人と時間が必要なことを感じ取り、食べ物に対する感謝の心を醸成することを大切に考えています。

学習まんが書籍「タネのひみつ」寄贈

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社会貢献活動の一環として全国の小学校 約23,500校、全国の公立図書館 約3,000館へ寄贈

(株)学習研究社に協賛・協力し、種苗業界としては初めての児童向けの学習まんが書籍「学研 まんがでよくわかるシリーズ」から『野菜と花 タネのひみつ』を刊行し、社会貢献活動の一環として全国の小学校約23,500校と公立図書館約3,000館に寄贈いたしました。
『野菜と花 タネのひみつ』では、普段野菜や花に接していながら、知る機会が少ない種苗会社の役割や仕事内容を、子供たちにまんがで紹介しています。

内容はタネの基本的な話に留まらず、タネをどのように管理・供給しているか、ブリーダー(育種家)を中心とした品種の創造と改良、生産者の栽培と苦労、そして育てることの大切さなどをテーマに構成しています。
日常なにげなく接している野菜や花の成り立ちや、野菜では「病気や害虫に強い」「たくさん収穫できる」「味がよい」「機能性成分の向上」、花では「新しい花色の追加」「咲く時期の延長」などを目標に研究を行い、10年以上の期間をかけて一つの新しい品種を生み出していることなどが詳しく描かれています。
現在、種苗業界では子供たちの将来と日本の農業の発展に寄与する「食育」活動を推進しています。この書籍を通じて子供たちが、農業への理解を深め、人間にとって欠かせない「食」と「農」というものの重要性と可能性を知ってもらう一助になることを願っています。