農業・園芸用語集

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機械選果(きかいせんか) 奇形果(きけいか)
木子(きご) 木子繁殖(きごはんしょく)
気根(きこん) キスジノミハムシ
キセニア 拮抗作用(きっこうさよう)
客土(きゃくど) キャップ栽培
キュアリング 球茎(きゅうけい)
救荒植物(きゅうこうしょくぶつ) 球根(きゅうこん)
吸収係数(きゅうしゅうけいすう) 厩肥(きゅうひ)
吸肥力(きゅうひりょく) 休眠打破(きゅうみんだは)
距(きょ) 共同出荷(きょうどうしゅっか)
鋸歯(きょし) 切花鮮度保持剤・切花保存剤(きりばなせんどほじざい・ほぞんざい)
切り戻し(きりもどし) 桐生砂(きりゅうずな)
菌核病(きんかくびょう) 近郊園芸(きんこうえんげい)
均窯(きんよう)  
機械選果(きかいせんか)

収穫した果実を等級別に揃える手段として、人手でなく、機械を用いて行うやり方をいう。

奇形果(きけいか)

果実が品種本来の正しい形をしていない場合、これを奇形果という。

木子(きご)

グラジオラスやユリなど、球根植物の球茎基部の節のえき芽が肥大してできた小球茎のこと。珠芽。グラジオラスのように、ストロン(地下茎の一種)ができて、その先端に小球茎ができる場合もある。

木子繁殖(きごはんしょく)

ユリは地中に植えた球根から茎を伸ばすが、この茎の地上へ出るまでの部分の節に、小さな球がつくられる。これを木子(きご)といい、これを使って繁殖することを木子繁殖という。グラジオラスも木子で繁殖できるが、この木子は、はじめに植え付けた球の周りにくっついたかたちでできる。

気根(きこん)

植物の地上部から空気中に出る根。

キスジノミハムシ

大きさ6mmほどのごく小さい咀しゃく口をもった害虫で、葉や根を食害し、また、そのため病害を伝搬する。幼虫のときの被害がはなはだしい。

キセニア

種子や果実の形質に花粉(雄親)の影響が現れる現象をいう。トウモロコシの白色粒の品種の雌しべに黄色粒の花粉がついて受精すると、その粒は黄色になるのはキセニアの一例である。

拮抗作用(きっこうさよう)

二種類の成分が互いに作物への吸収を妨げ合う作用で、石灰と苦土との間が最も大きく、加里と石灰、加里と苦土との間にも認められる。

客土(きゃくど)

栽培上、必要によって圃場に特定の土を持ち込むことがある。このことを客土という。

キャップ栽培

春先の低温期に早く植え付けを行う場合、三角ボウシ状のフィルムを利用して、植え付けた苗にかぶせ、霜よけと保温を兼ね、生育を助長する栽培をいう。スイカで多く用いられる。

キュアリング

たとえば、グラジオラスの掘り取った球は、表面がいたみやすい。これを温度33゚C、湿度80%の室に1週間余り入れると球の表面に周皮が形成されて、いたみにくく貯蔵性を高める。このように、収穫後、保存をよくするために行う処理をキュアリングという。野菜でもサツマイモやカボチャで行われる。

球茎(きゅうけい)

球根の一種で、茎が肥大して球状になり、その表面は薄くて膜のようになった葉で包まれているものをいう。フリージア、グラジオラスなどの球根がこれである。

救荒植物(きゅうこうしょくぶつ)

山野に自生する草木のうち、凶作その他非常の場合に、その果実、種子、地下茎、若葉などを食べることのできる植物。

球根(きゅうこん)

植物体の一部が肥大して、そこに養分を貯蔵して、冬なり夏なりを越えるものがある。この場合、肥大したものを球根という。このうち、茎に肥厚した葉が集まって球となったものをりん茎(りんけい)といい、茎が球状に肥大したものを球茎、茎の肥大したものではあるが、表面に皮がなくて、はだかのものを塊茎(かいけい)、根が肥大したものを塊根(かいこん)という。

吸収係数(きゅうしゅうけいすう)

土は肥料成分を吸収する。その力を土の肥料成分吸収力といい、その程度をあらわしたものを吸収係数という。

厩肥(きゅうひ)

家畜の寝ワラや糞尿を厩肥またはうまや肥という。寝ワラや糞は有機物を多く含み、尿は窒素や加里を多く含む。

吸肥力(きゅうひりょく)

作物が養分を吸収する力をいい、作物の種類によって吸収力の差がある。例えば、トマト、カボチャ、ダイコン、エンドウ等は吸収力が強く、スイカ、ハクサイ、セルリーは弱い種類である。

休眠打破(きゅうみんだは)

植物は開花・結実、球根形成などが終わると、生育活動が停止するか、停止に近いほどに弱まり、あと時期がくると、再び活動を始めるものがある。このような活動の一時的な休止を休眠という。活動を自然に再開するのを待たないで、低温にあわせるとか、一度高温にあわせてから低温にあわせるなどの手段で、活動の再開を促すことを休眠打破という。

距(きょ)

距とはもともとニワトリの蹴爪(けづめ)のことだが、植物では花の後ろに突き出した中空の角状のものをいう。花弁や萼(がく)が変化したもの。スミレ、オダマキなどに見られる。

共同出荷(きょうどうしゅっか)

出荷のための組合をつくり、組合員の生産物をまとめて出荷することをいう。組合の形式には、申し合わせのものから、町村単位のもの、農業協同組合の一部門となっているものなどいろいろある。

鋸歯(きょし)

歯の縁がのこぎりの歯のように細かく切れ込んだもの。=欠刻。

切花鮮度保持剤・切花保存剤(きりばなせんどほじざい・ほぞんざい)

化学薬品で処理して切花の寿命を長くさせる研究は1929年以後続けられてきた。一般に切花保存剤として販売されているものは、蔗糖(ショトウ)、抗生物質、金属塩、弱酸などを混合したもので、種類によっては有効である。なかでも近年切花前処理剤として脚光を浴びている薬剤にSTS剤(チオ硫酸銀)があり、カーネーション、スイートピー、キンギョソウ、宿根カスミソウ、トリカブト、デルフィニウム、アルストロメリア等で効果が認められている。

切り戻し(きりもどし)

伸びた枝や茎を、その中間まで切り詰める作業のこと。切り戻しをすることで、下から元気な枝が伸び出てくるので、伸びすぎて姿をくずした株などの仕立て直しができる。

桐生砂(きりゅうずな)

やや風化した火山性砂礫。排水性・通気性に特に優れ、ラン、オモト、山野草などの用土に向く。

菌核病(きんかくびょう)

多くの野菜、草花に発生する病気で、茎の地ぎわや葉柄などを侵して腐らせる。この部分に白い菌糸があらわれ、さらに黒色の菌核(きんかく)をつくる。菌核は一見して、ネズミの糞に似ている。低温、多湿の時におこりやすい。

近郊園芸(きんこうえんげい)

都市近郊での園芸の営みを近郊園芸という。輸送費が少なく、新鮮な状態で市場に着荷する、輸送のききにくいものが栽培できる、などの特徴がある。

均窯(きんよう)

中国の陶磁の一種。乳青色のうわぐすりをかけた陶器で、紅斑や紫斑を加えたものもある。