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チャコウラナメクジ

データ作成年月日:2018/1/21

写真1(HT)

写真2(HT)

 カタツムリの仲間。成虫・幼虫が食害する。
 現在日本の農耕地に生息するチャコウラナメクジは、第二次世界大戦後にヨーロッパから侵入したもので、背中に小さな甲羅(貝殻の退化したもの)と黒い縦筋を持つのが特徴である(写真1)。体長は大きなもので3センチ程度。

被害

 結球中に虫が潜り込み、結球内部を食べたり、穴をあける(写真2)。虫のふんや這いあとの粘液も不快で嫌われる。

生態

 春〜秋に活動し、5〜7月に多発する。
 ハクサイ・レタスの結球に侵入するほか、イチゴやナスの果実、サルビアやマリーゴールドなどで被害が発生する。

防除

 ナメクジは主に腐りかけた植物やゴミを食べて生きており、生きた植物が主食ではない。収穫後の作物ゴミや刈り取った草はナメクジの発生源になるので取り除く。
 スラゴ、ナメクリーン3などを作物にかからないよう注意して株元に配置する。結球前に規定量をばらまきで使用すると90%ぐらいのナメクジを除去できることが明らかになっている。ビールに非常によく集まるが、すべての虫を取りきることはできず、また費用がかかるのが問題。
 家庭菜園など、小面積の畑では、日没後に虫を集めて捕殺する作業を1週間くらい毎日行うと、被害が減る。

ご注意

文中に記述のある農薬の登録内容は、すべて上記データ製作日時点のものです。ご使用に際しては、必ず登録の有無と使用方法(使用時期、使用回数、希釈倍数、処理量など)をご確認ください。

農薬登録のない薬剤を使用したり、登録条件以外の使用をすることは、農薬取締法で禁止されておりますので、生産物の商品性や産地としての信用を著しく損なう恐れがあります。また、生産者の健康被害に対する配慮も肝要です。

農薬の適用の対象や使用基準など、登録の内容は時期や地域によって異なります。間違った使用をされますと、効果がないばかりか作物に薬害を生じる恐れもあります。

本文の記述には万全を期しておりますが、使用農薬の選択および使用方法につきましては、お近くの種苗専門店や農協、公共の指導機関などにご確認の上、使用される農薬の注意書きをよく読んでお使いくださるようお願い申し上げます。

病害虫の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。