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病害虫・生理障害

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キュウリ

ネコブセンチュウ類

データ作成年月日:2017/1/13

写真1(HT)

 センチュウの仲間。成虫・幼虫が食害する。
 サツマイモネコブセンチュウ、キタネコブセンチュウなど数種類がいる。
 虫は土の中にいる。幼虫は体長1ミリ以下の細長い糸クズのような虫で、肉眼では見えない。
 成虫はピンセットで根のこぶを注意深く分解すると見つかる。白色半透明の2ミリくらいの水滴のような虫で、全体が丸く、小さく細い尻尾がある。

被害

 根にこぶを作って根が水を吸い上げるのを妨げるので(写真1)、昼間に茎葉がしおれ、夜間に回復する。この被害は高温の夏にひどく、最後は株が弱って枯死する。
 病害と間違いやすいが、根を掘るとこぶがあるので区別できる。

生態

 土の中で春から秋まで3〜4回発生する。
 砂地や火山灰土など、水はけのよい土で多い。
 ナス・トマト・サツマイモなど、さまざまな野菜で発生し、ウリ類で増えやすい。

防除

 土を耕す前にネマトリンエース粒剤、ラグビーMC粒剤、ネマキック粒剤などを散布し、深く耕して土の中に薬剤を行き渡らせる。
 キュウリの前作や後作として、コブトリソウ(クロタラリア)・マリーゴールド・ソルゴー・イネなどを植えてセンチュウを減らす。

ご注意

文中に記述のある農薬の登録内容は、すべて上記データ製作日時点のものです。ご使用に際しては、必ず登録の有無と使用方法(使用時期、使用回数、希釈倍数、処理量など)をご確認ください。

農薬登録のない薬剤を使用したり、登録条件以外の使用をすることは、農薬取締法で禁止されておりますので、生産物の商品性や産地としての信用を著しく損なう恐れがあります。また、生産者の健康被害に対する配慮も肝要です。

農薬の適用の対象や使用基準など、登録の内容は時期や地域によって異なります。間違った使用をされますと、効果がないばかりか作物に薬害を生じる恐れもあります。

本文の記述には万全を期しておりますが、使用農薬の選択および使用方法につきましては、お近くの種苗専門店や農協、公共の指導機関などにご確認の上、使用される農薬の注意書きをよく読んでお使いくださるようお願い申し上げます。

病害虫の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。