調べる

野菜

病害虫・生理障害

戻る

ダイコン

ダイコン根くびれ病

データ作成年月日:2017/1/20

写真1(AK)

▲典型的なくびれ症状

写真2(AK)

▲典型的なくびれ症状

写真3(AK)

▲くびれ部分の変色

症状(診断)

 肥大根に発生する。生育の全期間に発生し、症状は生育段階や環境条件により異なる。播種10日ごろには、地上部の胚軸内部が黒変する。播種30〜40日後になると、地下5〜10cmの根が黒変してくびれ、地上部はしおれる。根の肥大開始期には、側根の基部に淡褐色〜紫褐色の小斑点を生じ、これが根の肥大にともなって、左右に帯状に広がり、収穫期には、拡大した病斑となって根を取り巻く。根の病斑は帯状で、黒色または亀裂をともなった褐色で、皮層の内部まで及ぶことは少ないが、商品価値を著しく損なう。高温期には根内部までも侵され、表面から内部組織まで黒変する。

発生の仕組み

 病原:糸状菌(かび) アフアノミセス ラフアニ
 アブラナ科作物を広く侵し、ハクサイやカブで被害が大きい。
 被害作物残さとともに土壌中で生存して第一次伝染源となり、遊走子を形成し、自由に水中を遊泳して伝搬するので、土壌条件が多湿の場合に多く発生する。最適発病温度は23〜27℃である。晩春から初秋にかけて発生し、特に雨が多い時に著しく発生する。

防ぎ方

 アブラナ科作物との連作を避け、被害作物残さをできるだけ集めて圃場外に出し処理する。
 圃場の排水に努める。
 薬剤防除:登録防除薬剤はない。

ご注意

文中に記述のある農薬の登録内容は、すべて上記データ製作日時点のものです。ご使用に際しては、必ず登録の有無と使用方法(使用時期、使用回数、希釈倍数、処理量など)をご確認ください。

農薬登録のない薬剤を使用したり、登録条件以外の使用をすることは、農薬取締法で禁止されておりますので、生産物の商品性や産地としての信用を著しく損なう恐れがあります。また、生産者の健康被害に対する配慮も肝要です。

農薬の適用の対象や使用基準など、登録の内容は時期や地域によって異なります。間違った使用をされますと、効果がないばかりか作物に薬害を生じる恐れもあります。

本文の記述には万全を期しておりますが、使用農薬の選択および使用方法につきましては、お近くの種苗専門店や農協、公共の指導機関などにご確認の上、使用される農薬の注意書きをよく読んでお使いくださるようお願い申し上げます。

病害虫の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。