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ハクサイ

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ハクサイ尻腐病

データ作成年月日:2017/12/31

症状(診断)

 幼苗時に発生すると立枯れになる。多くは収穫期になって発生し、地表に接した外葉の中肋部に、淡褐色の小斑点を生じ、次第に拡大して黄褐色、径数cmの楕円やいびつな形の大型病斑になる。病斑部はやがて陥没し、被害葉はしおれて枯れる。なおも進行すると、結球葉まで侵され、軟化、腐敗する。しかし軟腐病の場合のように、悪臭を発することはない。

発生の仕組み

 病原:糸状菌(かび) リゾクトニア ソラニ
 土壌伝染病である。病原菌は非常に多くの種類の作物、雑草に寄生して増殖し得るばかりでなく、土壌中に混入した前作やほかの作物、雑草の遺体(有機物)を利用して増殖する。また、増殖を休止している時には、菌核や厚膜菌糸の形で長期間(2〜3年)土壌中で生存することもできる。ハクサイの茎葉が近づくと、病原菌はどの状態からでもそれを侵して病斑を形成する。

防ぎ方

 秋季、収穫時のハクサイに発生が多い。多湿な土壌で被害が多い。被害圃場では、圃場の排水を良好にするとともに、石灰による土壌酸度の矯正を行う。罹病残さは圃場に放置しない。
 発病圃場ではソタールWDG、フロンサイドSCを散布する。土壌消毒には、バスアミド微粒剤が利用できる。

ご注意

文中に記述のある農薬の登録内容は、すべて上記データ製作日時点のものです。ご使用に際しては、必ず登録の有無と使用方法(使用時期、使用回数、希釈倍数、処理量など)をご確認ください。

農薬登録のない薬剤を使用したり、登録条件以外の使用をすることは、農薬取締法で禁止されておりますので、生産物の商品性や産地としての信用を著しく損なう恐れがあります。また、生産者の健康被害に対する配慮も肝要です。

農薬の適用の対象や使用基準など、登録の内容は時期や地域によって異なります。間違った使用をされますと、効果がないばかりか作物に薬害を生じる恐れもあります。

本文の記述には万全を期しておりますが、使用農薬の選択および使用方法につきましては、お近くの種苗専門店や農協、公共の指導機関などにご確認の上、使用される農薬の注意書きをよく読んでお使いくださるようお願い申し上げます。

病害虫の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。