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カボチャモザイク病

データ作成年月日:2017/1/20

写真1(SK)

▲葉のモザイク症状

写真2(HK)

▲葉の病状

写真3

▲ZYMVによる果実の奇形

症状(診断)

 下記の4種のウイルスに侵されるが、主に(1)と(2)による。症状による病原ウイルスの特定は重複感染の場合があり、環境の影響、品種の違いなどもあって困難である。典型的な症状は、(1)による場合、新葉に黄色斑点が現れ、後に濃、淡緑色のモザイク症状となる。(2)による場合、葉脈に沿った濃緑帯あるいは退緑帯と葉や果実の奇形が現れる。

発生の仕組み

病原:ウイルス
  (1)キュウリモザイクウイルス(CMV)
  (2)ズッキーニ黄斑モザイクウイルス(ZYMV)
  (3)カボチャモザイクウイルス(WMV-2)
  (4)パパイヤ輪点ウイルス−スイカ系(PRSV-W)
 (1)は西洋カボチャ・ペポカボチャ・ユウガオ・ヒョウタン・日本カボチャに感染する。
 (2)はほとんどすべてのウリ科植物に感染する。
 (3)はウリ科植物のほか、マメ科植物に感染する。
 (4)はウリ科植物に感染する。
 これらウイルスはいずれも、アブラムシ類によって媒介される。

防ぎ方

 発病株は直ちに除去して処分する。キュウリ圃場の周辺はできるだけ除草に努め、宿主になる作物を栽培しないようにする。
 シルバーマルチやシルバーテープを張り、寒冷紗で被覆してウイルスを保毒したアブラムシの飛来を防ぐほか、殺虫剤による防除を行う(アブラムシの項参照)。

ご注意

文中に記述のある農薬の登録内容は、すべて上記データ製作日時点のものです。ご使用に際しては、必ず登録の有無と使用方法(使用時期、使用回数、希釈倍数、処理量など)をご確認ください。

農薬登録のない薬剤を使用したり、登録条件以外の使用をすることは、農薬取締法で禁止されておりますので、生産物の商品性や産地としての信用を著しく損なう恐れがあります。また、生産者の健康被害に対する配慮も肝要です。

農薬の適用の対象や使用基準など、登録の内容は時期や地域によって異なります。間違った使用をされますと、効果がないばかりか作物に薬害を生じる恐れもあります。

本文の記述には万全を期しておりますが、使用農薬の選択および使用方法につきましては、お近くの種苗専門店や農協、公共の指導機関などにご確認の上、使用される農薬の注意書きをよく読んでお使いくださるようお願い申し上げます。

病害虫の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。