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病害虫・生理障害

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ホウレンソウ

ネキリムシ類

データ作成年月日:2018/1/21

写真1(HT)

写真2(YK)

 蛾の仲間。幼虫が食害する。
 カブラヤガとタマナヤガの2種類がいる。カブラヤガは西日本に、タマナヤガは北日本に多い。
 老齢幼虫の体色は暗褐色で、体長4センチ(写真1)。体はゴムのように非常に弾力性がある。
 土から掘り出すと丸くなる習性がある(写真1)。

被害

 生育初期の株の葉が株元から切り取られて食われる。食い残された葉は地面に落ちてしなびる(写真2)。
 地際を切り取られた場合は欠株になる。
 虫は夜行性で、昼間は土中に潜っているため、姿は見つからない。
 株が大きくなると被害は発生しない。

生態

 春〜秋に2〜3回発生する。
 ハクサイ・ダイコン・ネギなど、さまざまな野菜や花で発生する。
 雑草も食べるので、草地を畑にした直後に多発しやすい。

防除

 畑が小さい場合は、被害株の周囲を掘り返し、幼虫を見つけて捕殺する(幼虫は地下1〜2センチにいる)。
 播種時にフォース粒剤を処理する。
 生育初期にガードベイトAなどを処理する。
 夏には定植前の晴天時にビニールを敷いて地温を上げると(45〜50℃)、効果的に殺虫できる。

ご注意

文中に記述のある農薬の登録内容は、すべて上記データ製作日時点のものです。ご使用に際しては、必ず登録の有無と使用方法(使用時期、使用回数、希釈倍数、処理量など)をご確認ください。

農薬登録のない薬剤を使用したり、登録条件以外の使用をすることは、農薬取締法で禁止されておりますので、生産物の商品性や産地としての信用を著しく損なう恐れがあります。また、生産者の健康被害に対する配慮も肝要です。

農薬の適用の対象や使用基準など、登録の内容は時期や地域によって異なります。間違った使用をされますと、効果がないばかりか作物に薬害を生じる恐れもあります。

本文の記述には万全を期しておりますが、使用農薬の選択および使用方法につきましては、お近くの種苗専門店や農協、公共の指導機関などにご確認の上、使用される農薬の注意書きをよく読んでお使いくださるようお願い申し上げます。

病害虫の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。