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ホウレンソウ

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ホウレンソウ斑点細菌病

データ作成年月日:2017/1/20

症状(診断)

 葉身では水浸状の小斑点を形成し、その後淡褐色ないし褐色で、径2〜6mmの円形斑点となり、わずかに隆起する。斑点の周囲には退色帯(ハロー)を形成するが、葉の表面より裏面の方が明瞭である。病勢が激しい場合には、病斑は拡大、融合し、表面がやや隆起して粗面になった、褐色不整形の大型病斑になる。さらに葉縁・心葉・葉脈・葉柄など各部位に褐色ないし黒褐色のえそ状斑点が発生し、縮葉したり腐敗したりするが腐敗臭はない。

発生の仕組み

 病原:細菌 シュードモナス シリンゲ
 ホウレンソウのみ病原性が認められている。
 厳寒期に暖地の露地栽培で発生する。発生の仕組みはほとんど解明されていないが、寒波の後に多発するところから、寒害・霜害による組織の損傷との関連がありそうである。
 被害作物残さとともに土壌中で生存した病原細菌が第一次伝染源となる。以後、病斑上で増殖した病原細菌は雨滴により飛沫となって伝搬する。

防ぎ方

 連作を避け、厚まきをしない。
 高畝・排水によって、土壌湿度を下げる。
 多肥栽培にならぬよう、肥培管理に留意する。
 薬剤防除:コサイドボルドー、Zボルドーを予防的に散布する。

ご注意

文中に記述のある農薬の登録内容は、すべて上記データ製作日時点のものです。ご使用に際しては、必ず登録の有無と使用方法(使用時期、使用回数、希釈倍数、処理量など)をご確認ください。

農薬登録のない薬剤を使用したり、登録条件以外の使用をすることは、農薬取締法で禁止されておりますので、生産物の商品性や産地としての信用を著しく損なう恐れがあります。また、生産者の健康被害に対する配慮も肝要です。

農薬の適用の対象や使用基準など、登録の内容は時期や地域によって異なります。間違った使用をされますと、効果がないばかりか作物に薬害を生じる恐れもあります。

本文の記述には万全を期しておりますが、使用農薬の選択および使用方法につきましては、お近くの種苗専門店や農協、公共の指導機関などにご確認の上、使用される農薬の注意書きをよく読んでお使いくださるようお願い申し上げます。

病害虫の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。