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タマネギ萎黄病

データ作成年月日:2017/12/31

写真1(AK)

写真2(AK)

症状(診断)

 苗では葉色がやや退色し、葉鞘部が軟弱になってぶよぶよした感じとなり、鱗茎部は肥大する。3月以降気温の上昇とともに葉が黄化し株は矮化する。時に叢生する。激しく発病すると枯死する。病株の鱗茎はタテ長になり、ビワの果実のような形になる。軽症株はまれに抽苔するが、花は奇形となる。被害鱗茎を貯蔵すると収穫後間もなく萌芽し、萌芽葉は黄白色を呈し、徒長した細長い葉を叢生する。

発生の仕組み

 病原:フアイトプラズマ
 宿主範囲が広い。
 圃場周辺の保毒雑草やネギ・タマネギの保毒株から、ヒメフタテンヨコバイによって吸汁媒介される。

防ぎ方

 多発地では寒冷紗で被覆して育苗する。
 圃場周辺の雑草の刈り取りを入念に行う。
 健苗を定植する。
 発病株をできるだけ早めに除去する。
 媒介虫を対象とする登録防除薬剤はない。

ご注意

文中に記述のある農薬の登録内容は、すべて上記データ製作日時点のものです。ご使用に際しては、必ず登録の有無と使用方法(使用時期、使用回数、希釈倍数、処理量など)をご確認ください。

農薬登録のない薬剤を使用したり、登録条件以外の使用をすることは、農薬取締法で禁止されておりますので、生産物の商品性や産地としての信用を著しく損なう恐れがあります。また、生産者の健康被害に対する配慮も肝要です。

農薬の適用の対象や使用基準など、登録の内容は時期や地域によって異なります。間違った使用をされますと、効果がないばかりか作物に薬害を生じる恐れもあります。

本文の記述には万全を期しておりますが、使用農薬の選択および使用方法につきましては、お近くの種苗専門店や農協、公共の指導機関などにご確認の上、使用される農薬の注意書きをよく読んでお使いくださるようお願い申し上げます。

病害虫の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。