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タマネギ黒穂病

データ作成年月日:2017/1/20

症状(診断)

 1〜3葉期の幼苗に発生する。 第1または第2葉がややねじれたような外観になるとともに膨らんでいき、後に葉の内側で黒い粉(厚膜胞子)を生じ、発病した苗はずんぐりむっくり形に見え、病葉は退色し、病斑部の外観は黒ずみ、表皮が破れて厚膜胞子を露出する。発病苗は生育が衰ろえ、2〜3葉期までにはほとんどすべて枯死する。
 寒地では、感染が遅れた場合、玉の肥大始期に茎の基部に腫脹した病斑を生じ、内部に厚膜胞子を形成する。

発生の仕組み

 病原:糸状菌(かび) ウロシステイス セプレ
 厚膜胞子は土壌中で極めて長期間(10年以上も)生存し、種子の発芽直後から3週間以内に子葉の基部などから侵入、感染する。苗が15cmぐらいに生長すると侵入しなくなる。
 播種後の気温が10〜25℃で発生し、20℃が最適温である。29℃以上ではまったく発病しない。
 種子を深まきすると病原菌と苗の接触部が多くなり発病しやすい。

防ぎ方

 多発圃場での連作を避ける。
 発病圃場では、バスアミド微粒剤で土壌消毒する。

ご注意

文中に記述のある農薬の登録内容は、すべて上記データ製作日時点のものです。ご使用に際しては、必ず登録の有無と使用方法(使用時期、使用回数、希釈倍数、処理量など)をご確認ください。

農薬登録のない薬剤を使用したり、登録条件以外の使用をすることは、農薬取締法で禁止されておりますので、生産物の商品性や産地としての信用を著しく損なう恐れがあります。また、生産者の健康被害に対する配慮も肝要です。

農薬の適用の対象や使用基準など、登録の内容は時期や地域によって異なります。間違った使用をされますと、効果がないばかりか作物に薬害を生じる恐れもあります。

本文の記述には万全を期しておりますが、使用農薬の選択および使用方法につきましては、お近くの種苗専門店や農協、公共の指導機関などにご確認の上、使用される農薬の注意書きをよく読んでお使いくださるようお願い申し上げます。

病害虫の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。