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病害虫・生理障害

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トマト

ヨトウムシ類

データ作成年月日:2017/1/13

写真1(HT)

写真2(HT)

 蛾の仲間。幼虫が食害。
 ヨトウガ(ヨトウムシ)とハスモンヨトウがいる。成虫は黒っぽい蛾で、普段気づくことはない。幼虫は卵からかえったばかりの時は体長5ミリで、体長4センチまで成長する。体色は緑色・褐色・黒色などさまざま。
 ハスモンヨトウ(写真1)は頭の後ろに一対の黒く丸い斑紋があることで、ヨトウガと区別できる。

被害

 成虫は100〜200個の卵をかためて産む(写真2;ヨトウガ)ので、卵からかえったばかりの若齢幼虫は集団で葉裏をなめるように食べ、その部分が白っぽくなる。
 大きくなった老齢幼虫はあちこちに散らばり、猛烈に葉を食べてボロボロにする。

生態

 ヨトウガは5〜6月と9〜11月の2回発生する(北日本では夏に1〜2回発生する)。ハスモンヨトウは初夏から秋まで3〜4回発生し、8〜10月に多い。
 ナス・キュウリなど、さまざまな野菜や花で発生する。

防除

 若齢幼虫は数枚の葉に集中しているので、白っぽく見える葉を捜し、虫の集団を見つけたら切り取って処分する。
 ハスモンヨトウの発生が見られたら、フェニックス顆粒水和剤、プレオフロアブル、マッチ乳剤、アニキ乳剤などを散布する。これらの薬剤はヨトウガに対する効果もある。
 家庭菜園では5ミリ目合いのネットを被せて成虫の侵入を防ぐ。また、ネットの上に生まれた卵塊(ヨトウガは初め緑色で後に黒色、ハスモンヨトウは黄褐色の毛に包まれている)を捜してつぶす。

注.2003年の改正農薬取締法施行にともなって、登録作物がトマトとミニトマトに分離された。ここでは2作物に共通の登録薬剤を示した。

ご注意

文中に記述のある農薬の登録内容は、すべて上記データ製作日時点のものです。ご使用に際しては、必ず登録の有無と使用方法(使用時期、使用回数、希釈倍数、処理量など)をご確認ください。

農薬登録のない薬剤を使用したり、登録条件以外の使用をすることは、農薬取締法で禁止されておりますので、生産物の商品性や産地としての信用を著しく損なう恐れがあります。また、生産者の健康被害に対する配慮も肝要です。

農薬の適用の対象や使用基準など、登録の内容は時期や地域によって異なります。間違った使用をされますと、効果がないばかりか作物に薬害を生じる恐れもあります。

本文の記述には万全を期しておりますが、使用農薬の選択および使用方法につきましては、お近くの種苗専門店や農協、公共の指導機関などにご確認の上、使用される農薬の注意書きをよく読んでお使いくださるようお願い申し上げます。

病害虫の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。