どこでも誰でも手軽でカンタン!袋で野菜をつくろう!<緑のカーテンも栽培できる!>

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キュウリ(ウリ科)

<推奨品種>

病気に強くて作りやすい「VR夏すずみ」「シャキット」

発芽適温: 25〜30°C
生育適温: 気温 昼間22〜28°C、夜間17〜18°C
地温 17〜18°C

キュウリはインドのヒマラヤ山麓原産で、夏の代表的な野菜の一つです。茎はつる性で、同じ株に雌花と雄花が別々に咲く特徴があります。

「シャキット」「VR夏すずみ」

3月

タネまき、育苗方法

キュウリでは、5月に苗を育成する場合、3月下旬以降にタネまきをします。

→ タネまき、育苗の方法はトマトの方法に準じます。

4月

キュウリ苗の鉢上げ方法

→ キュウリの苗の鉢上げ方法はトマトの方法に準じます。

鉢上げ適期は苗の子葉がしっかりとして、本葉が1枚出始めたときです。

なお、キュウリのタネをポリポットに直まきすることもできます。キュウリのタネは大きいので、一つのポットに1粒のタネをまく方が、すべてのタネを有効に利用でき、間引きなしで育苗できます。ただし、その場合、育苗の場所が必要です。

キュウリ「VR夏すずみ」の定植前の苗。このくらいガッチリとした丈夫な苗を育てよう。

5月

キュウリ苗の定植

本葉が約3枚以上に展開して、茎が太くがっちりと生長した苗を、定植用として選びます。

1袋に1本の苗を植え付けます。

→ 定植方法はトマトに準じます。

支柱立て

キュウリは生長が早く、茎がつる状に伸びて巻きひげが出てくる下旬までに支柱を立てて、茎をヒモや誘引テープで誘引します。

定植適期のキュウリ苗。本葉が約3枚以上展開した苗を1袋に1本ずつ植え付けます。

6月

整枝・摘芯

キュウリは、花が咲いてから食べられるまでの日数がたいへん短く、花が散り、数日たつと小さなキュウリとなり、果実の生長が、毎日待ち遠しく思われます。

同じ株のつる状の茎に雌花と雄花が別々に咲く特徴があり、定植・誘引後、毎日よく観察しながら整枝を行います。

袋栽培に用いた「VR夏すずみ」は、病気に強くてたいへん栽培しやすい品種で、主茎(親づる)の各節と節から生じる側枝(子づる)にもキュウリができる節成り性の品種です。

支柱に誘引して、生長してきた主茎のつる(親づる)の下からおおよそ5節目ぐらいまでの雌花と、節から出てくる側枝(子づる)は早めに摘み取ります。これは、あまり下の節からキュウリを成らせたり、下の節からの子づるを生長させると、株に負担がかかり、その結果、収量が低下するので、それを防止するためです。

10節目程度までの節から生じる側枝(子づる)は葉を1枚つけてから摘芯します。11節目より上の側枝(子づる)については葉を2枚つけてから摘芯するか、自然にまかせて生長させると、多くのキュウリが収穫できます。なお、主茎は、支柱の上端近くまで伸びてきたら芯を止めます(摘芯)。

収穫(追肥・潅水)

下旬以降、収穫が始まるころから、潅水と、必要に応じて追肥を与えます。潅水は、毎朝、株の生育に合わせて量を増やしていきます。

ウリ科は特に水分を必要としますので大きく生長してきたら、たっぷりと潅水します。

キュウリはつる性のため、誘引ネットが便利。

7月

収穫

雌花開花後の果実肥大の様子を毎日観察していると、5〜6日目ごろから果実の肥大が急激に進み、10日目ごろから肥大はゆるやかになることが分かります。夜間の生長量は大きく、一晩で3cmも肥大することがあります。

開花後10日程度で収穫できますが、収穫が遅れると、果実が大きくなりすぎますので、やや小さいうちに早めに収穫するようにします。

袋栽培では、用土の量が限られていますので、早めに収穫し、果実がつきすぎていたら摘果して、養水分がかたよらないように、株の負担を軽くしてやるようにします。

キュウリは開花後10日程度で収穫でき、やや小さいうちに早めに収穫するようにします。