家庭菜園コーナー
甘くて柔らかいと
好評の「キャンベラ90」


家庭菜園に!!
キャンベラコーンは黄粒のスイートコーンで、今流行の白粒が少し混ざる品種よりもさらに甘味が強く、粒皮が柔らかいニュータイプのイエロー種です。
  • 長く収穫を楽しむ方法
    4月下旬に播種すると、約90日後に収穫できますし、7〜10日間ずらしてまくと、3〜5日間ずれて収穫できます。
  • 元 肥
    播種の2〜3週間前に、1平方m当たり堆肥2kg、苦土石灰を軽くひと握り、化成肥料ふた握りを畑全面に施して、できるだけ深く耕します。幅150〜160cmの畝を立て、マルチを張ってから播種すると、発芽がよく揃います。
  • 栽培のポイント
    スイートコーンは低温では発芽が悪いので、播種は地温が15℃以上になってから行います。一般地では4月下旬から播種ができます。遅まきは7月中下旬までできます。播種は株間30cm、条間40〜50cmの2条まきで1ヵ所3〜4粒、深さ3cmで播種します。1列より2列、2列より3列と、正方形に近い形で作る方が先づまりがよくなります。播種後は十分水をやり、発芽までは1週間ぐらいかかりますから、その間は土が乾かないようにします。
  • 間引き
    本葉4〜5枚ごろ、生育のよい株を1ヵ所1株残し、他の株をハサミで株元から切り除きます。
  • 追 肥
    本葉7〜8枚時と、株の上部から雄穂が見え始めたころの2回、化成肥料半握り分をそれぞれの株元に施します。
  • 水やり
    2回めの追肥のころから急激に株が生長します。開花後も雌穂が太るのに水が必要ですから、収穫が終わるまで3〜4日に1回、多めに潅水します。
  • 分けつ枝の扱い
    分けつ枝を取らずに残しておくと、1株当たりの根量と葉面積が増え、倒伏防止と増収効果があります。また、分けつ枝の雄穂が主茎の雄穂より遅れて開花し、花粉の散る期間が長くなって、雌穂の先づまりをよくします。過繁茂にならない限りは、分けつ枝は残した方がよいでしょう。
  • 2番めの穂の扱い
    キャンベラ90は、2番めの雌穂もある程度大きくなり、収穫できる割合も高いので、取らずに残しておきます。
  • 害虫防除
    スイートコーンにつく害虫は、アワノメイガとアブラムシが代表的なものです。雄穂が見え始めたら、株の上から、適用のある殺虫剤を散布し、その後雌穂肥大期まで、定期的に薬剤散布を行う。
  • 収 穫
    絹糸が出たあと20〜25日で収穫できます。収穫期を知るためには、試しむきをしてみることが確実です。穂先の粒がふくらみ、黄色に色づいていれば収穫適期です。 スイートコーンは、高温時には急速に糖度が落ちるので、収穫は気温の低い朝のうちに行います。その日のうちに食べるのが一番ですが、残ったものは必ず冷蔵庫に入れて保存し、糖度が落ちるのを防ぎましょう。
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    出荷用栽培に!!
    キャンベラ90は、一般地のマルチ栽培では、播種後約90日で収穫できる中生種で、先端不稔の発生が極めて少なく、穂形の安定性が高いので、特に秀品率が高い品種です。雌穂は苞葉付き で390g程度で2L中心、粒の大きさは中程度で、粒列は14〜18条です。草丈は190〜200cmで、長めの分けつが2〜3本発生します。この品種は株間を広めにとり、草勢を強めに作ると、2穂めの収穫率が高くなります。
  • 適作型
    キャンベラ90は、マルチ栽培から露地栽培のほか、穂形の安定性が高いので、抑制栽培にも適します。
  • 栽培のポイント
    (1)栽植密度 10a当たりの栽植株数は4500株が基準です。播種の遅い露地栽培や草丈の高くなる冷涼地での栽培では、4000〜4300株程度のやや疎植にします。

    (2)施肥 元肥は、10a当たりチッソ成分で20〜25kgを目安にします。追肥は、草丈30cm(本葉7〜8枚)のころと雄穂出穂期の2回、それぞれ10a当たりチッソ成分で4〜5kg施します。

    (3)播種から生育初期の温度管理 地温の低い早まき栽培では、トンネルやマルチを早めに張っておき、最低地温14℃以上になってから播種します。

    (4)分けつと2穂めの取り扱い 分けつは、葉面積と根量確保のため、そのまま残します。キャンベラ90は2穂めが大きく肥大するので、2穂どりを狙った自家菜園ではそのまま残し、市場出荷の場合は労力に余裕があるなら除房します。

    (5)病害対策 すす紋病は低温(18〜27℃)・多湿で発生が多く、チッソとカリの不足によって発病が助長されます。対策としては、同じ畑での連作を避け、他の作物との輪作を行うようにします。発病した場合、被害茎葉はすき込まず、堆肥として十分に腐熟させるか、焼却します。肥料切れは発病を助長しますので、元肥を基準通り施すことと、肥料が流亡しやすい土地や雨の多い年は追肥を必ず施すことが大切です。また、すす紋病の発生が心配される地域では、川沿いなど湿度が高くなりやすい圃場は避けたほうが無難です。

    (6)収穫 早めから甘味がのり、粒皮が柔らかいので、収穫期間はある程度幅をもたせることができますが、品質がセールスポイントの品種なので、若どりや過熟どりにならないよう、適期収穫を心がけてください。







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