- 1.タネまき
家庭で育苗する場合は、タネまきは植え付け日から逆算して、定植予定日の30日ほど前に行います。 一般地では4月中旬以降が目安です。
タネは12cm のポリポットに2粒まきし、覆土した後、十分に潅水して、鉢土の表面が乾燥しない ように注意します。発芽までは、地温を25℃くらいに保てるようにビニールなどで覆ってやると、
3〜4日で揃って発芽します。
発芽後は、徒長苗にならないように潅水は午前中に行い、夜間は多湿にならないように心掛けま す。本葉1枚のころ、各ポット1株に間引きします。
畑に直接タネをまく場合は、晩霜の心配がなくなり、地温が15℃以上確保できる時期になってか ら行います。一般地では5月中旬以降が目安です。
1穴に3粒まきして覆土し、十分潅水します。本葉1枚のころ2本に、本葉3枚のころ生育のよい株1 本に間引きします。
- 2.畑の準備
少なくとも定植の半月前までには畑に元肥を投入し、土づくりを行います。施す肥料は、10平方m 当たり完熟堆肥20kg程度、苦土石灰0.8〜1kg、化成肥料は、チッソ:リンサン:カリの割合が12:12:12
の緩効性肥料で1.2〜1.5kg程度とします。「ほっこり」えびすは多肥になり過ぎないように、 畑の肥沃度にあわせて加減してください。施肥後は、畑を十分に耕しておきます。
なお、追肥は着果が確実となった、にぎりこぶし大の時、10a当たりチッソ成分で3〜4kg施します。
- 3.植え付け
畝幅3m・株間は70〜80cmの1条植えとします。
植え付けは晴天の暖かい日を選び、根鉢を崩さないように注意して植え、株元にたっぷり潅水し てやります。
- 4.枝整理
「ほっこり」えびすは子づる仕立てとしますから、本葉が5〜6枚展開した時期に葉を4〜5枚残して 親づるを摘芯し、揃いのよい子づるを3本伸ばします。子づるから発生する孫づるは果実を着果させ
る節まで除去し、その後の孫づるは基本的には放任しますが、生育が旺盛な場合には適宜摘芯します。
- 5.着 果
「ほっこり」えびすの着果節位は子づるの10〜13節を目安として、株元に近い果実は摘果します。 草勢が弱い場合は多少節位を上げてください。ミツバチなどによる自然受粉でも着果しますが、確実
に着果させるためには人工授粉を行います。花粉は気温の上昇とともに受精能力が急激に低下します から、午前10時ごろまでに授粉を終了するようにしてください。
- 6.病害虫防除
天候や時期によってうどんこ病などの病害の出ることがありますから、市販の農薬で予防的に防除 してください。
- 7.収 穫
「ほっこり」えびすは交配後35日ぐらいから収穫が可能ですが、果梗部全体がコルク状になる40〜 50日ぐらいまでおいた方が、一層おいしい完熟かぼちゃになります。
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