【土の準備】 枝豆栽培で最も注意しなくてはならないのは元肥の施肥量です。10平方m当たりの成分量でチッソ20g、リン酸50g、カリ50gが基本なので、例えばチッソ5%、リン酸10%、カリ10%のチッソの少ない化成肥料を使用する場合は400〜500g程度となります。土壌の酸性度を調節するため、石灰も600g程度施してください。このように施肥量が少なくてよいのは、枝豆は根にチッソ同化を行う根粒菌を共生させることでチッソ成分を獲得しているからです。逆に肥料が多すぎると株ばかり茂ってしまって、肝心の莢が少なかったり、小さくなったりしてしまいます。
【タネまき】 枝豆には色々な作型がありますが、晩霜の心配のなくなったころに直まきするのが最も作りやすく、家庭菜園向きです。幅60cmの畝に1条まきで、株間30cmが適当です。1穴に3〜4粒まいて、本葉2枚のころに1本を残し間引きします。
【管理】 株が大きくなり、莢がついてくると倒れることがあるので、防止のための土寄せを、中耕を兼ねて開花までに2〜3回行います。管理で特に注意が必要なのは潅水です。開花時期、着莢時期に極端な乾燥や過湿になると、花が落ちてしまったり、莢のなりが悪くなったりしてしまいます。特にひどい病気はありませんが、ダニとアブラムシ、そしてカメムシが発生する場合があるので、これらの虫を見つけたら早めに防除をしてください。
【収穫】 収穫は播種後80日が目安となります。莢が硬くなってしまわないうちに、株ごと刈り取ります。 枝豆は根粒菌を共生させているため、栽培することで地力維持の効果もあります。畑の健康にもよい作物なので、ぜひ栽培してみてください。
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