お正月の煮豆としておなじみの黒豆は、丹波地方を中心に近畿、中・四国地方で栽培されている晩生の大豆です。煮豆などの利用が主でしたが、20
年ほど前からエダマメとしても出荷されるようになりました。
黒豆のエダマメは、たいへん食味に優れますが、晩生種のため生育期間が長く、倒伏防止のための誘引や害虫防除など、栽培に非常に手間がかかります。近年の家庭菜園ブームの中で、もっと簡単に栽培ができる早生の黒豆品種を望む声にこたえて、各種苗会社が品種改良を行ってきました。しかし、品質を維持したままでの早生化は難しく、一般の方から「普通エダマメと早生の黒エダマメの食味の差が今ひとつよく分からない」といった声が出てきています。
新発表の黒エダマメ「快豆黒頭巾」は、晩生種の黒豆の美味しさを持ちながら、普通エダマメと同じ期間で収穫できる中早生品種を目標に選抜されたものです。栽培に手間がかからない点はもちろんのこと、一口食べてはっきりと分かるおいしさが大きな特長です。 |