タキイ種苗株式会社タキイの野菜

タキイ交配カボチャ「ほっこり姫」「夢味」「ロロン」

「ほっこり姫」の特長

<品種特性>

ほっこり姫

  • 玉売り可能なミニサイズ
     現在、量販店でのカボチャはカット販売が主流ですが、直売所出荷などでは衛生面の問題も考える必要があります。'ほっこり姫'は1果重が約700g程度の大きさで、玉売りが可能なミニカボチャです。家庭菜園で楽しむのはもちろん、直売所出荷ではワンランクアップした差別化商品にもなります。また、肉厚で可食部が大きい品種です。
  • 1株から7〜10果が収穫可能
    生育初期から雌花が連続して開花し、着果も優れるため、1つる当たり3果、1株から7〜10果の収穫が可能で、大玉種と同等の収量になります。さらに、生育後半まで草勢を保つことができれば、それ以上の収量も期待できます。
  • 極上の食味
    ミニカボチャでありながらホクホクした食感で、'ほっこり133'などの大玉粉質カボチャと同様に粉質度が高い品種です。また、キメの細かい肉質で、甘みの強さも特長です。
  • 料理のバリエーションが広がる
    サイズが小さいので、電子レンジで直接調理することが可能です。あらかじめ、600Wで6〜7分(500Wなら7〜8分)加熱しておけば、果皮がやわらかくなり、包丁で簡単に切ることができます。また、通常のカボチャ料理のほかに、中身を取り出して料理の器に使えるなど、多彩なメニューを楽しんでいただけます。

「夢味」の特長

<品種特性>

夢味

  • 見た目の美しい白皮カボチャ
    白皮の果面は、スムーズでツヤがあります。また、少し甲高の美しい果形をしているカボチャなので、1玉売りでも存在感が際立ちます。
  • 着果がよく栽培が容易で収量が上がる
    「夢味」は雌花が安定して着生し、従来の白皮カボチャのように草勢が強すぎず、着果がよく、栽培が容易で、収量が上がります。
    また果重が1.8s内外によく揃い、秀品率が高いのも大きな特長です。
  • 鮮やかな果肉色
    果肉は収穫直後から濃いオレンジ色をしており、果皮の白色とのコントラストが鮮やかです。
  • 食味と日もち性に優れる
    交配後約45日で収穫期を迎えますが、収穫後約1カ月で甘みと食感のバランスがとれた最高の味になり、その食味が長く続きます。また、果皮の色あせが遅いので、見た目に鮮やかな期間が長く、日もち性にも優れています。

「ロロン」の特長

<品種特性>

ロロン

  • 食味のよさはピカイチ
    キメの細かい肉質でホクホク感の中にも滑らかな舌触りがあり、これまでのカボチャにはない食感が味わえます。加えて上品な甘さがこの食感を引き立て、「一度食べたら忘れられない」味わい深さに仕上がっています。
  • ユニークな果形
    「ロロン」は、これまでのカボチャにはないユニークなラグビーボール形の果形をしています。果重は約2sと大玉になり、果皮は濃緑でチラシ斑が入ります。
  • 着果がよく栽培が容易
    草勢が強く葉は大きめなものの雌花の着生がよく着果は安定し、また高粉質の品種ですが、交配後約45日で収穫期を迎えます。

<「ほっこり姫」「夢味」「ロロン」の適作型>
「ほっこり姫」「夢味」「ロロン」の適作型

おすすめ情報

タキイカボチャの栽培ポイント
<タネまきから育苗管理>
  • 一般地なら4月上中旬が目安です。発芽には25〜30℃の高い地温が必要ですので、ポットにまいて(12pポットに3粒まき)加温育苗器で温めます。順調にいけば3〜4日で発芽します。
    発芽後は地温を20℃に、夜の気温を15℃くらいに下げます。水やりは、朝に水をやって夕方には土が乾く程度の量に控えます。本葉が1枚開いたころに元気のよい1本を残して間引きます。
<土づくりから定植>
  • カボチャは水はけのよい土を好むので、水はけの悪い畑では高畝にします。元肥は10u当たり堆肥20s、チッソ100〜120g 、リン酸150〜200g 、カリ100〜120gを基本に施します。元肥が多すぎると葉ばかりが茂り、果実がなりにくくなりますので注意してください。
    12pポット苗なら本葉が3〜4枚開いたころが定植の適期です。晴れの日の午前中に、ポットの土を崩さないようていねいに植え付けます。植え付け後1週間ほどは、土の表面が乾かないようこまめに水をやります。植え付け時に、アブラムシ予防として殺虫剤の粒剤を施します(第1・2図)。

よいカボチャ苗の状態植え付け

<定植後の管理>
  • 仕立て方
    親づるは本葉5〜6枚を残し摘芯して子づるを2〜3本伸ばします。子づるが伸びてきたら、そのわき芽を小さいうちに摘み取ります。同時に株元から数えて8節目までの雌花も早めに除去します(‚ほっこり姫'は6節目まで)。ただし、着果節以降のわき芽は放任します(第3・4図)。

    摘芯整枝

  • 交配
    カボチャには雌花と雄花があり、雌花に交配して初めて果実がなります。通常はミツバチが自然に交配をしてくれます。しかし、悪天候などでミツバチの活動が鈍る場合、人工受粉を行います。開花したばかりの雄花を摘み取り、午前10時までに雌花の柱頭に花粉をつけます(第5図)。

    人工受粉


  • 追肥・病害対策
    果実がこぶし大になれば、10u当たりチッソ成分で30g の追肥を行います。この時期にうどんこ病がよく発生しますので、発生初期に薬剤防除します。
<収穫と追熟>

収穫と追熟

  • 受粉後45〜50日で成熟が完了し、収穫適期を迎えます。さらに、収穫後、雨の当たらない日陰で10日ほど追熟させると甘みが増し、おいしいカボチャに仕上がります。

レシピ

■ミニカボチャのリゾットグラタン

ミニカボチャのリゾットグラタン

材料
  • ミニカボチャ 1個(580g)
  • 米 1/2カップ(80g)
  • タマネギ 1/8個
  • ベーコン 1枚
  • 白ワイン 大さじ2
  • ブイヨン 2カップ
    【中身200gに対して】
  • オリーブ油 少々
  • バター 10g
  • パルメザンチーズ 大さじ4
  • カマンベールチーズ 60g
  • 塩・こしょう 少々
  • ブラックペッパー 適宜
作り方
  1. カボチャはまるごと加熱(7〜8分)して横半分に切り、タネをとり中身をくりぬく。
  2. リゾットをつくる。タマネギはみじん切り、ベーコンは5mm幅に切る。オリ−ブ油とバターでタマネギを炒め、続いて米をしっかり炒め、ベーコンを加える。白ワインを入れて沸かし、熱いブイヨンを3回に分けて入れる。最後のブイヨンを加えるあたりでカボチャも加える。塩、こしょう、パルメザンチーズで味をととのえ、ややかために炊きあげる。
  3. ミニカボチャのケースの底を削り、安定をよくしてから2.のリゾットを入れる。上にカマンベールチーズをちぎってのせ、220℃のオーブンで約13分焼く。最後にブラックペッパーを多めにふりかける。

■カボチャプリン

カボチャプリン

材料(4人分)
  • カボチャ 400g
  • 生クリーム 200cc
  • 卵 2個
  • 牛乳 1/2カップ
  • 砂糖 大さじ 4
  • 薄力粉 大さじ1
  • ラム酒 大さじ1
  • シナモン 少々
  • 生クリーム 適量
  • ミントの葉 適量

キャラメルソース

  • 砂糖 100g
  • 水 100cc
作り方
  1. カボチャはタネをとり除き、耐熱容器に入れて電子レンジで約フ分ほど加熱する。身がやわらかくなったら、身の部分だけをすくって、生クリーム・卵・牛乳・砂糖・薄力粉・ラム酒・シナモンと一緒にミキサーにかける。
  2. バター(分量外)を塗った耐熱容器に1を流し入れ、電子レンジで約10分加熱する。
  3. 砂糖と水をフライパンに入れて火にかけ、カラメル色に煮詰めて、水大さじ3を加えて混ぜて(2)の上にかける。
  4. 7分立でした生クリームを、3の上にかける。お好みでミントの葉を飾る。

■カボチャまんじゅう 140kcal(1人分)

カボチャまんじゅう

材料(4人分)
  • カボチャ 333g

    (1)
  • しょうゆ 大さじ1
  • みりん 大さじ1

  • 鶏ミンチ 150g

    (2)
  • おろしショウガ 小さじ1/2
  • しょうゆ 小さじ2
  • みりん 小さじ2
  • 酒 小さじ2
  • 片栗粉 小さじ1/2
作り方
  1. カボチャはタネをのぞいて、ボールに調味料(1)とともに入れてラップをし、やわらかくなるまで電子レンジにかける。なめらかになるまでつぶす。
  2. 鶏ミンチは(2)とともに鍋に入れて混ぜながら煮る。
    煮汁がなくなってきたら、同僚の水(分量外)で溶いた片栗粉を入れてまとめる。
  3. 1.のカボチャと2.のそぼろを8等分にし、そのうちの一つのカボチャをラップの上で広げ、そぼろをのせて包む。
  4. 残りのカボチャも同様にする。
  5. ラップをとり、箸でかぼちゃ型に筋目をつけ、カボチャの皮をあしらい、器に盛る。

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