根深ネギ栽培における土寄せのポイント

根深ネギの作型と栽培

土寄せのポイントに入る前に、根深ネギの作型と栽培について少し説明しておきます。

主な作型

第1表 根深ネギの主な作型

中間地

  播種 定植 収穫 必須形質
春どり 6〜7月 8〜9月 3〜4月 晩抽性
初夏どり 9〜10月 11〜2月 5〜7月 晩抽性
夏秋どり 11〜2月 3〜4月 7〜10月 耐暑性
秋冬どり 3〜5月 4〜6月 11〜2月 越夏性、耐寒性

冷涼地

  播種 定植 収穫 必須形質
夏どり 2〜3月 3〜4月 8月 低温伸長・肥大性
秋どり 3〜4月 4〜5月 9〜11月 耐暑性、耐寒性

この表からもわかるように、根深ネギは他の作物とくらべて栽培期間が長いことが特徴です。

栽培について

根深ネギの生育適温は16〜20℃前後。乾燥には比較的強く、多湿には極めて弱い性質です。最も生育が旺盛となるのは20℃前後で、それよりも高温でも低温でも生育は停滞します。

年間栽培管理

第2表 根深ネギの年間栽培管理

年間栽培管理
肥料の効かせ方

「ホストマト」「ヨーゲンアクセル」第2表からもわかるように、9〜10ヵ月と圃場での生育期間の長い根深ネギでは、全施肥料の7割を追肥で行います。
トータルでチッソ成分10a当たり20〜30kgを目安に施します。またリン酸を好む作物ですので、「ホストマト」などの亜リン酸肥料を葉面散布するのも効果的です。

育苗

育苗方法は、慣行の地床育苗とチェーンポットやセル成型ポットによる育苗に分けられます。近年では、省力化を目的として後者の育苗が多くなっています。
セルトレイやチェーンポットでの育苗の場合、培土が乾燥しやすいので、こまめな潅水が必要になります。

第3表 育苗の種類

  土耕育苗 チェーンポット育苗 セルトレイ育苗
利点 選苗、管理が楽 労力がかからない 育苗期間が短く、活着がよい
欠点 労力、育苗期間が長い
(90日)
活着に時間かかる 管理が難しい
  土耕育苗 チェーンポット育苗 セルトレイ育苗

ネギの育苗には「タキイねぎ培土」がおすすめ

タキイの「ねぎ培土」は、速効性肥料と緩効性肥料をバランスよく配合した、ネギ育苗用の長期肥効培土です。茎の太い良質苗を追肥なしで作ることができます。
※育苗60日を超える場合は適宜追肥してください。

ネギの育苗には「タキイねぎ培土」がおすすめ
  • 利点:
    軽い、排水性がよい
  • 注意点:
    保水力が弱い
    高温期での育苗には不向き

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