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ニンジン

ニンジンイメージ

1.地ごしらえ、タネまき

 日当たり、水はけのよい場所を選びます。酸性土を嫌うため、粗(あら)起こしの時、苦土石灰はやや多めに施します。深く耕した後、元肥を全層に施し、土をよく砕いて畝を立てます。ニンジンは生育期間が長いので、元肥には緩効性の肥料を用い、全層に施しておきます。
 1m幅の畝なら2条にまき溝をつけ、条まきか点まきにします。タネの吸水力が弱いので、発芽するまで畝を乾かさないよう、敷きわらなどで対処してやります。

発芽を促す方法
地ごしらえ・タネまき
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2.間引き

 1回目の間引きは本葉2〜3枚ごろ、込んだ所を間引いて株間を揃えておきます。ニンジンは初期生育が遅いため、雑草の方が早く大きくなることがあるので、除草は早めにしておきます。本葉5〜6枚になったら2回目の間引きをして、株間を10〜12cmに広げます。

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3.追肥、中耕、土寄せ

 1回目と2回目の間引きの後、条間に肥料溝をつけて追肥をし、覆土しておきます。2回目の追肥は根が太り始める時期になるので、遅れないよう施し、肥料への覆土だけでなく、根が露出して肩部が緑化するのを防ぐため土寄せをします。この時、葉の付け根に土が入らないよう、ていねいに土を寄せます。

間引き、追肥、土寄せ(1)1回目間引き
(2)2回目間引き
(3)2回目間引き
(4)2回目追肥
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4.病害や生育障害

 苗立枯(なえたちがれ)病は、1回目の間引きを早くしないことで対応します。菌核(きんかく)病、うどんこ病などは早期防除に努めます。害虫では、特にアゲハの幼虫が好んで食害するので注意しましょう。

イメージ写真
ニンジンを好んで食害するアゲハの幼虫。
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連作などが原因で発生したネコブセンチュウによる被害。
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生育後期に乾燥と過湿を繰り返した場合、裂根しやすいので注意する。
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5.収穫

 五寸ニンジンは、タネまき後110〜130日を目安に収穫します。極端に収穫が遅れると、品種によってはひどく裂根することがあります。

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栽培のポイント
1 未熟堆肥は避ける
  未熟堆肥の投入は又根を誘発するので、よく腐熟したもの以外は施すのを控えます。栽培予定地へは前作の時に十分施用しておきます。
2 発芽をそろえる
  ニンジンは発芽がそろいにくい野菜です。
発芽まで畝を乾かさないよう注意します。
3 株間の確保が大切
  密植になると根の太りが悪くなるため、間引きによって十分に株間を確保します。
4 1回目の間引きは遅らせて
  初期生育は鈍いので、1回目の間引きは少し遅らせ、競合させることで生育を促します。
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1.地ごしらえ、タネまき 2.間引き 3.追肥、中耕、土寄せ 4.病害や生育障害 5.収穫 栽培のポイント