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彩里アヤサト

タキイ交配キャベツ

耐病性にすぐれる濃緑夏秋どり早生種!

適作型

特長

●耐病性と栽培適応性にすぐれる
萎黄病に抵抗性で黒腐病にも強い耐病性をもつ。耐暑性と早生性にすぐれ、中間地の10〜11月どりと春まきの初夏どりなど、栽培適応性の幅が広い。
●外葉はコンパクト、濃緑色で玉ぞろいにすぐれる
外葉は濃緑色でやや小型。草姿は中開性で均一な生育を示し、玉の形状・サイズがよくそろう。
●濃緑色の甲高扁円球で形状安定
球色は濃緑色で球内色の黄色みも強い。玉の形は甲高扁円球で、形状安定性にすぐれ、収穫・箱詰めがしやすい。
●結球性にすぐれ、芯伸びしにくい
結球型は初期からよくしまって結球する肥大型。球内の芯伸びが遅く、結球性は安定しておりL玉によくそろう。

栽培の要点

●育苗と初期生育
定植後のスムーズな活着を図るためには、よくそろった健苗を定植することが大切。また、元肥主体で初期生育を促して外葉を作ると共に、結球始めから収穫期まで肥効を切らさないよう、株の生育を見ながら追肥を施す。
●栽植密度
外葉がコンパクトなため、極端な密植はせず、栽植株数は畝幅130cm、株間33cmの2条植えで、10a当たり4、600株を標準とする。
●肥沃地での栽培に適す
外葉はコンパクトながら、草勢は安定し、均一に生育する。やや多肥栽培向きの品種で、水田裏作などではやや多めの肥料を施す。
●播種適期を守る
春まき栽培での極端な早まきは、甲高球になる傾向があるので避ける。

※育ち遅れの弱い苗は定植しないこと。