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輝岬テルミサキ

タキイ交配キャベツ

耐寒性・低温肥大性にすぐれた鮮緑の冬どり!良質系!

適作型

特長

●草勢旺盛で栽培容易
外葉は丸葉で比較的大きく、草勢が強くて強健に生育する、耐寒性・低温肥大性にすぐれた良質系。
●玉肥大よく、球色は鮮緑
低温期における球面のアントシアン色素の発生が少なく、球色はみずみずしい鮮緑色。玉の肥大性にすぐれ、形状は甲高扁円球によくそろい箱詰めが容易。
●品質・食味がよい
葉質は、寒さにより傷まない程度の歯切れのよいやわらかさで、水分含量が多くて品質は上々。低温に遭遇することで甘さが一段と高まり、食味良好で市場評価は高い。
●裂球遅く、収穫期幅が広い
結球後の裂球が遅く、形状の乱れや低温害が少なく、収穫期の幅が広い。年内〜冬どり栽培に最適する。

栽培の要点

●追肥で結球を促す
生育期間が長く、低温期に生育・結球を進める作型なので、肥培管理は追肥主体とし、肥料切れさせないよう収穫期まで肥効を保つように管理することが大切。
●栽植株数
10a当たりの栽植株数は、5、000〜5、500株を目安とし、栽培圃場の土質や肥沃度に応じて適当な株数を植える。
本種は玉肥大がよいので、やや密植して多収をねらうのがよい。
●病害対策
栽培期間が菌核病の発生しやすい作型なので、あらかじめ予防散布を行い、防除に努める。萎黄病の耐病性はないので注意が必要。

※育ち遅れの弱い苗は定植しないこと。