CATALOG野菜品種カタログ

シスコFシスコエフ

タキイ育成レタス

厳寒期どりで肥大上々!
形状安定性にすぐれる!

適作型

特長

●低温肥大性と形状安定性がすぐれる
草勢旺盛で外葉数が多く、低温期における肥大性はいたって良好で、形状安定性も併せ持つ。厳寒期どりでも大玉となり、形状の乱れが少なく良球生産が可能。
●玉は鮮緑色の豊円球
玉は包被性と球尻のまとまりがよい鮮緑の豊円球で、ボリューム感がある。球芯は細く、玉じまりは適度で過熱になりにくいので、新鮮感あふれる玉が収穫できる。
●栽培性にすぐれる
耐病性・耐寒性にすぐれ、強健に生育するので栽培は容易。冬どり栽培で発生しやすい葉先の枯れも少ない。

栽培の要点

●トンネル被覆管理
厳寒期どり栽培はトンネル被覆が基本。被覆開始および管理方法は、従来のサリナス系中生品種の慣行法に準じ、極端な密閉栽培は避ける。
なお、トンネルは大きい方が日中の高温や夜間の低温に遭いにくく、幅200cm以上のビニールの使用が理想的。また、結球中期以降、およその目安として、玉の大きさがこぶし大程度になったころからトンネル内に不織布のベタがけなどを行い、保温に努める。
中間地の栽培では、日中の高温回避のための換気や、夜間の冷え込み対策のための密閉など、温度管理をこまめに行うことが望ましい。
●生育をスムーズに
冬どり栽培は気温の下降により生育が緩慢になるので、若苗定植を心掛け、スムーズな活着と根張りを促すとともに、外葉と玉の形成を順調に進めることが基本。