CATALOG野菜品種カタログ

夢ごろもユメゴロモ

タキイ交配キャベツ

圃場貯蔵性にすぐれ、早春どり可能な濃緑寒玉晩生種!

適作型

特長

●中間・暖地での早春どりが可能
球内部が徐々にしまる充実型結球なので裂球が遅い。また晩抽でもあるため、圃場貯蔵性にすぐれ、中間・暖地での早春どりが可能。
●玉肥大・そろいにすぐれる
外葉はやや大型、低温期の伸長性にすぐれるため肥大良好。また、草姿は中立性で玉ぞろいにもすぐれる。
●品質良好
芯伸びが遅いため、4月どりでも形状が甲高扁円に安定する。球色は濃緑色で低温期のアントシアン色素の発生が少なく、球内の黄色みも強い。
●耐病性
萎黄病抵抗性で、黒腐病にも圃場耐病性を示す。

栽培の要点

●適期播種に努める
草勢・吸肥力が強く、中間・暖地の早春どりで特性を発揮する品種なので、極端な早まき栽培を避け、適期の播種を守る。
●肥培管理
栽培期間が長いため、元肥を控え、追肥型の管理を行う。特に砂質土壌など肥効の抜けやすい圃場では追肥の回数を増やし、収穫期まで安定した肥効を保つ。
●栽植密度
極端な密植栽培を避け、本種の圃場貯蔵性・そろい性を生かせる適切な条間・株間で栽培する。
●病害の防除
降雨の多い栽培条件下では、菌核病の発生する恐れがあるため、適切な防除を行う。
※育ち遅れの弱い苗は定植しないこと。