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涼音スズネ

タキイ交配キャベツ

裂球が遅く、圃場貯蔵性にすぐれる中生種!

適作型

特長

●圃場貯蔵性にすぐれる寒玉系
適期栽培では、定植後80日程度と十分に時間をかけ収穫期に達する中生種。裂球が遅いため、圃場貯蔵性にすぐれ、計画出荷が可能。
●肥大性・そろい性にすぐれる
生育後半まで根張りが持続するので、玉肥大が安定し、そろい性にもすぐれる。
●形状安定性にすぐれる
上昇気温下の栽培に適する本種は、形状が扁円に安定する。また、結球がスムーズで球芯も短いので、球断面が美しく品質にすぐれる。
●耐病性
萎黄病とバーティシリウム萎凋病に対して耐病性をもつ。

栽培の要点

●追肥型の肥培管理
生育初期から後半まで吸肥力が旺盛なため、初期生育を緩やかに進め、中期以降の肥効で玉の肥大を促す。
●耐湿性は劣る
排水性の悪い圃場には作付けしない。
●播種期を守る
中間・暖地の早まき栽培でわき芽が発生したり、冷涼地の晩秋どり栽培で肥大が鈍る場合があるので、適作型を守る。
●病害の防除
黒腐病、株腐病、根こぶ病に対しては適切に防除を行う。
※育ち遅れの弱い苗は定植しないこと。