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夢舞妓ユメマイコ

タキイ交配キャベツ

在圃性と冷蔵貯蔵性にすぐれる!4月出荷が可能な夏まき寒玉晩生種!

適作型

特長

●夏まきの4月出荷が可能
玉の内部が徐々にしまる充実型結球で、生育がじっくりするため、在圃性にすぐれる。中間・暖地では、端境期の4月に品質のよい玉が収穫できる。

●冷蔵貯蔵性にすぐれる
葉肉が厚くかたい。葉色も濃いため、冷蔵時の退色やしおれが遅く、貯蔵後の品質にすぐれる。

●加工・業務、青果兼用種
芯が短いため加工歩どまりが高く、カット適性にすぐれる。青果出荷では4月でも形状が甲高扁円状に安定し、箱詰めがスムーズ。

●耐病性
萎黄病耐病性で黒腐病にも圃場耐病性を示す。

栽培の要点

●適期播種に努める
本種は夏まきで最も遅い収穫をねらう品種だが、生育がじっくりしているため、遅まきでは肥大・葉数不足を招く。必ず適期での定植を行う。

●肥培管理
冬どり種の中では、ややおとなしい草勢なので生育初期〜収穫期まで安定した肥効を保ち、株張りと肥大を確保する。肥料・水分の抜けやすい砂質土壌では追肥の回数を多くし、適切な潅水を行う。

●栽植密度
加工・業務用出荷の場合は、株間35〜40cm、青果出荷なら株間33cm程度が目安。仮に定植が遅れた場合、株間を広げて作付けするとよい。

●病害の防除
根こぶ病、黒腐病、菌核病に対し、適切な防除を行う。