特長 他の品種と特性比較する 密植してもよくそろい秀品率が高い。長さと太さともによくそろい収量性にすぐれる。草姿立性の細葉であるため、葉折れや倒伏の発生が少ない。濃緑葉で葉先枯れにも強く荷姿が美しい。低温期でも安定して生育し、1〜2月どりが可能。耐寒性があるためトンネル栽培のほか、露地栽培も可能。葉鞘部のしまりがよいため安定して2葉残しでの調製が可能。葉枚数をしっかりと確保できるため歩どまりが高い。
栽培の要点 有機質を十分に施用し、通気性と排水性が良好な膨軟な土づくりを心掛ける。高温期の7〜8月まきは、発芽をそろえるため遮光資材などで地温低下と乾燥防止に努める。春〜初夏どりでは生育が早いため、収穫適期を守る。冬季の栽培ではパイプハウスやトンネルの換気を適度に行い、しまりのよい充実した株に仕上げる。