宿根草の栽培
質問 ヒマラヤの青いケシ、メコノプシス・ベトニキフォリアを早春に庭へ植え付けしましたら5月中旬に開花しました。
花が終わった後は植えたままで良いのでしょうか?
あるいは、掘り上げる必要があるのでしょうか?
回答 メコノプシスは夏の高温と多湿に弱く、夏越しが難しい植物です。
庭植えの場合、環境にもよりますが、そのまま植えておくよりも鉢に植え替えて、半日陰で腰の高さぐらいの場所に置いて、風通し良く、涼しく管理することが大切です。できるだけ根を傷めないようにしてください。
最高気温の目安は25℃以下です。
水はけの良い土を使って、やや乾燥気味に育てます。ただし、開花近くに灌水をおこたると、正常な花が咲かないことがあります。
肥料は、葉が展開してから5〜7日に1回、灌水の際に規定倍率より10倍薄い液肥を与えます。 
冬季は地上部が枯れてなくなり休眠期に入りますが、耐寒性は強く、雪の下なら全く問題ありません。また、雪がない場合でもマイナス5℃くらいは平気です。