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5月に入ってから朝顔のタネをまきましたが、発芽してきません。どうしてでしょうか? |
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朝顔の不発芽の原因は、そのほとんどが温度と水分にあります。 朝顔は生育に高温を必要とする草花で、発芽の最適温度は25℃とされ、タネまき時の最低気温が16℃以上でないと発芽率が大幅に下がります。5月初旬だと気温の低い日が多く、発芽までの日数がかかりすぎて、タネを腐らせてしまう可能性があります。 また、タネは一般に、適温下で水が与えられると吸水して発芽段階に入ります。しかし、朝顔には種皮が硬くて水を吸水しにくい、硬実と呼ばれるタネが存在します。この場合、普通にタネをまくと、発芽の不揃いや不発芽を引き起こしてしまいます。硬実の対策としては、タネをまく前にタネの一部をカッターナイフで削ったり(芽切り)、ヤスリやサンドペーパーなどを利用して種皮に傷をつけるなど、水を吸水しやすくなる処理を施してからまくようにします (タキイの種子は処理をしてありますので、上記の作業は必要ありません)。 |