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栽培基礎講座

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宿根草花の知識 作り方のポイント


宿根草花
シャスターデージー
開花期:5月下旬〜7月上旬
花の色:白
観 賞:花壇・庭・鉢植え・切り花
性 質:強健
草 姿:株立ち。茎太く直立60〜70cm
植替え:2年に1度。9月下旬
類 縁:キク科。フランスギク
原産地:交雑種
 アメリカの育種家ルーサー・バーバンクによって作り出された園芸草花です。株立ちがしっかりして茎も葉もしっかりとして濃緑色、真っ白の花は花径 10cmもあり存在感があります。丁字咲きやささくれ咲き、早咲き、遅咲きの品種があります。日当たりのよい芝生の庭、公園、学校の花壇に最適な草花です。

株分けと植え方
 できれば毎年、遅れても2年目には植え替えます。9月下旬、寒地では春に行います。初夏に咲いた花茎の地元から分かれた苗が地際で葉を付けます。これを取り分けて1本ずつ植えます。間隔は20cmに1本、花壇では40cm円の中に3本を10cm間隔で植えます。葉を地表に出し、地下茎を深めに地中に埋め、根元をよく押さえます。日当たりと水はけのよい場所が適地です。
 鉢植えでは6号鉢に3本、7号鉢に5本ほど植えると、ボリュームがあって花壇には最適です。

手入れ
 寒さには強くても、秋植えで根張りの悪い苗では、霜や乾燥で浮き上がることがあるので、根元にワラなどを敷いたり、浮き上がったときは根元を踏みつけます。
 近縁のフランスギクは茎葉は軟質で、茎が多数立ち、花が小型で早咲きです。タネでもよく増えます。
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