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(登録名:TC312)
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センチピードグラスは草丈が低く、生育旺盛な地上ほふく茎により地表面を密に覆います。畦畔や河川敷・堤防、道路中央分離帯、空港緑化など、雑草管理の省力化や土壌浸食防止、景観向上などが望まれる場面での緑化に適する芝草です。
「ティフ・ブレア」はセンチピードグラスでは唯一の改良種(平成21年2月現在)として、病虫害に強く、雑草抑制効果が高いという特性に加え、耐寒性、繁殖力に優れた品種です。
滋賀県では、センチピードグラスがすでに水田畦畔へ大規模に導入され、カメムシの抑制に効果があることが知られています。また植栽地からの逸出が比較的小さいという報告もされています。 |
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ティフ・ブレアは、センチピードグラスでは世界で初めて登録された品種である。東南アジア原産の暖地型芝草で、耐暑性、耐寒性ともに強い。アレロパシーの作用があり、雑草の発生や侵入を抑制する。晩秋、気温の低下とともに徐々に生育を休止し、冬は葉が茶色くなって休眠に入る。休眠前には、急激な気温低下などの条件によりアントシアンが発生し、葉が紅く色づくことがある。春は、ソメイヨシノの花が満開の頃から萌芽を始める。 |
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