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同じ品種でも栽培地が違えばうまくできなかったり、栽培自体が不可能である場合もあります。それは暑さや寒さなどの気候、土壌の質、その産地の栽培方針や技術などあらゆる要因によって変わってくるのです。それらを総合的に判断し、新しい品種の特性をできるだけ活かした環境下で育て上げるのが、タキイの営業のやりがいではないでしょうか。もちろん一定レベル以上の品種を販売するわけですが、中にはなかなか認めてもらえないものがあると思えば、反対に地域特有の名前をつけたところ大ヒットしたものもあります。一つでも多くの品種が日の目を見られるために、どうすれば売れるかを考え実践することが私たちの仕事です。これは売りっぱなしの営業では味わうことのないやりがいであり魅力だと思います。 |
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私は愛知県内の種を扱っている小売店をはじめ愛知県経済連や農協、卸問屋、出荷組合に対して営業活動を行っているわけですが、時には産地に出向いて農家の方と直接話をし、生きた情報を入手するよう地道な努力も惜しみません。そして生産者である農家の方や農協の職員の方に対して、一歩会社から外へ出るとタキイの代表として要望や問題点を聞くとともに新たな提案をしますが、社内に戻れば、お客さんの代表として社内交渉という仕事もまっています。メーカーである私たちが独りよがりになっていてはお客さんに喜んでいただくことはできませんからね。年内から春先にかけてのキャベツやブロッコリのほとんどが愛知県産です。その出荷時期によって市場に並ぶ野菜がどの品種のものかだいたいわかるので、自分が売った種で作られた農作物を口にできる喜びは最高です。 |
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タキイは一般的にはあまり知られている会社ではないと思いますが、業界で占めるシェアはトップクラスです。それは素晴らしい品種を開発する技術力と伝統があるからですが、社内の雰囲気は全くといっていいほど堅苦しさはなく、伝統を背負おうという気負いもありません。それどころか若い人の発想を取り入れ、他社とは違うことをしようという社風があります。そして上司や先輩は、常に部下の事を考え部下の意見に耳を傾けてくれます。そのためそれぞれが自分で見出した方法論で目標に向かって突き進んでいけるのです。もちろん行き詰まったときや失敗したときは、周りのみんなが手を差し出してくれます。そんな社内風土が、常に先を見つめ業界のリーディングカンパニーとして地位を揺るぎないものにしているのです。 |
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私が就職活動をしたのはもう随分昔のことになりますが、バブル景気が弾け新入社員を採用する企業が少なく大変厳しい就職活動でした。でも私はものを作る会社で、生活に何らかの接点がある仕事に就きたいという思いがあり、タキイなら自分のやりたいことができると思って入社しました。もちろん就職活動を始めた当初からすべてがわかっていたのではなく、活動を通して自分のやりたいことや将来設計が見えてきたような気がします。ですから、「ここという会社に絞って」という人もいますが、就職活動の早期にはできるだけ多くの企業を訪問し、やりたいことを探してみても良いのではないでしょうか?。とはいうものの、動機は大切です。「入社面接を受けよう」と自分を動かすもの=動機を強く持ってタキイを訪ねてみて下さい。 |
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