発芽 |
15〜40℃の範囲で行われますが、最適温度は25〜30℃です。 |
生育適温 |
昼間22〜28℃で、夜間17〜18℃、生育可能温度は10〜35℃です。凍死温度は0℃で、ほとんど生育しなくなる生活限界温度は7℃。10℃以下では生育が止まり薄い霜でも被害を受けます。また35℃以上でも生育が止まります。育苗中、生育初期の低温は雌花の着生が異常に増加し、生育不良となり、かんざし症状を起こします。
根の生育適温(地温)は20〜23℃です。 |
光飽和点 |
4〜6万ルクスでトマトに比べると低いです。しかし光量が不足すると生育や側枝の発生が悪くなり曲がり果が発生します。 |
土壌酸度 |
キュウリの根の酸素要求量は大きく、乾燥にも多湿にも弱い。根系は極めて浅く、表土から15cm程度の所に広く分布しますが、有機質を十分与え、適湿にすれば比較的土質は選ばずできます。土壌pHは5.5〜7.2が適当です。腐植質埴壌土でEC1.5ms/cm程度で、沖積埴壌土では1.2ms/cm程度で生育阻害されます。 |