ネギの病害
病害 症状 発生しやすい条件
萎縮病 若い葉に黄褐色の条斑、モザイク斑紋が生じ、萎縮します。 モモアカアブラムシ、ネギアブラムシが媒介します。
萎凋病 下位葉から黄化萎凋します。根は壊死・腐敗し褐変します。 土壌伝染性によって、高温で発病著しくなります。
黒腐菌核病 下葉から黄化枯死、根部腐敗し白いカビや菌核を生じます。 土壌伝染性によって、気温10℃前後で蔓延します。
黒斑病 葉や花梗に紡錘系の病斑と淡黒色のカビを生じます。 空気伝染によって、高温・多雨の梅雨時に発生が多くなります。
さび病 葉に橙黄色の楕円形の盛り上がった斑点を生じます。 空気伝染によって、気温の低い時期に発生が多くなります。
べと病 葉に黄白色で楕円形の膨らんだ斑点を生じます。 気温15℃前後で発生が多く、春と秋の2回発生期です。
小菌核腐敗病 葉鞘の表面に2〜5mmの暗褐色〜黒色の菌核を生じます。 3〜4月と9〜10月に多発します。

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ネギの害虫
害虫 症状
ネギアザミウマ 成虫、幼虫とも加害します。被害部は小さい黄白点になります。
ネダニ 成虫は洋ナシ型をしています。
ネギアブラムシ ウイルス伝搬が原因です。
ネギハモグリバエ 食害部は白いスジとなります。
ネギコガ 幼虫は体長9mm程度で葉の内側から表皮残し食害します。

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