カボチャの住みやすい環境
 温暖作物でウリ科の中では最も低温に耐えます。
発芽適温
 25〜30℃。最低発芽温度は12℃、最高発芽温度は40℃です。
生育適温
 17〜20℃。洋種カボチャは日本種カボチャよりやや冷涼を好み、平均気温23℃(中間地の7月上中旬)を超えると、草勢が弱くなりでんぷんの蓄積が悪くなります。
土壌適応性
  適応性高い。カボチャは吸肥力が強くつるの伸びとともに根が伸びるので、根圏域が広いといえます。
土壌酸度
  pH5.5〜6.8が好適です。
カボチャの開花習性
 雌花は単性花で雌花節以外はすべて雄花が着生します。
 雌花の出かたは品種により差異はありますが4〜5節サイクル、ただしペポ種には節成性のものがかなりあります。
 雌花分化は低温と短日によりますが、洋種カボチャはほとんど低温で分化し、日本カボチャは低温のほか、短日が補助的に関与します。