シュンギクの住みやすい環境
発芽適温
15〜20℃で、比較的低めの温度を好み、35℃以上の高温、10℃以下の低温では発芽が著しく悪くなります。
生育適温
15〜20℃で冷涼な気候を好み、30℃を超えると生育が阻害されます。
土壌酸度
土壌が酸性になると生育が悪くなるので、pH6.0くらいを目標に酸度を矯正します。
シュンギクの品種特性
品名 タイプ 品種特性
菊之助 株張り大葉種 葉の切れ込みが少ない丸葉系の大葉種。葉はまろやかな香りで、シュンギク独特の苦みがほとんどない、肉厚でやわらかな食感。
菊次郎 株張り中葉種 石灰欠乏症に強く、そろい抜群の株張り中葉種です。特に高温期栽培で威力を発揮します。草姿は立性、葉は濃緑で、葉柄がしなやかで折れにくく、収穫作業がしやすい品種です。
きわめ中葉春菊 摘みとり中葉 寒さに強く、濃緑で良質な中葉の摘みとり種。低温伸長性と側枝の発生力が強い特性です。根付きの束ね出荷にも適します。
株張り中葉春菊 株張り中葉種 よくそろった良質品が収穫できる、分枝性の強い中葉の株張り種です。
大葉春菊 大葉種 葉は大葉で切れ込みが少なく、葉肉は厚くてやわらかく、風味がよいのが特長です。
中葉春菊 摘みとり中葉 側枝が多く発生する中葉の摘みとり種。根付きの束ね出荷にも適します。