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ホウレンソウには雄株と雌株があり、さらに間性株がある
雌雄株は人と同じようにほぼ1:1に現れるのが普通ですが、中には両性花を交える株もあります。
純雌株、純雄性株の他、偏雌間性株、偏雄間性株、栄養性雄株、次雄性株、(西、平岡による)など中間的な性質を示す株もあります。この偏雌間性株を母親として利用し、F
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(一代雑種)の採種をしています。
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ホウレンソウの休眠
ホウレンソウの種子には休眠があります。採種直後は発芽しにくく、約3カ月ほどの休眠がありますが、休眠を早く破るには、乾燥種子を盛夏の直射日光に2日間当てるだけで有効です。5日間処理で実用的な発芽率に達します。なお高温期の播種では休眠を引き起こして発芽不良となりがちです。
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ネーキッド種子とは?…裸のタネ
ホウレンソウの種子の表面にある硬いカラ(果皮)を取り去って裸にされた種子のことで、発芽の勢いや発芽率が極めて高くなり、2日ほどで一斉に発芽します。その後の生育も揃って早く良品質のものが一斉収穫できます。ただ乾燥の激しい場合には播種前に圃場に十分潅水するか、覆土をやや厚めにし、鎮圧をやや強くします。