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播種床
育苗用の床土は保水性、排水性のよい無病土を使用します。播種床の保温は坪当たり200Wに電熱線を張ります。
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播種
128〜200穴のトレイまき。または条まきでは、床土の深さ8cm、条間9cm、種子間隔1〜1.5cmとします。地温は昼間28℃、夜間20〜22℃に保つようにします。発芽までの日数3〜4日です。
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幼苗接ぎ |
割り接ぎ |
台木播種 |
穂木と同時〜1日早まき |
穂木より4〜5日早まき |
接ぎ木時期 |
本葉2枚 |
台木本葉5〜6枚、穂木本葉4〜5枚 |
移植 |
1回移植 本葉 2〜3枚(12〜15cm鉢) |
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管理温度
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接ぎ木の際の注意点
接ぎ木は土壌病害の回避のために行います。管理のポイントとして、接ぎ木1〜2日前に台木、穂木ともに乾き気味に管理し、接ぎ木床の温度・湿度を確保するとともに、日中の高温を防ぎます。日中28〜30℃、夜間23〜25℃、湿度90〜100%とします。接ぎ木後4〜5日間はビニールで密閉、日中は遮光が必要です。接ぎ木癒着後、徐々にならし、7〜10日後には平常の管理に戻します。接ぎ木の際、穂木と台木のToMVの耐病性因子を合わせることが特に大切です。
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定植適期の苗
1段花房が、1〜2花咲きの苗を定植します。茎の太さは鉛筆からタバコの太さで、草丈25〜30cmぐらいの苗が適当です。
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