コマツナの作型と品種の選び方










姿


















作  型
菜々音 中生 極立 濃緑 春夏まきにおすすめ
菜々美 中早生 極太 中晩 春〜秋まきにおすすめ
菜々瀬 中生 極太 濃緑 春夏まきにおすすめ
菜々子 中早生 極立 濃緑 中太 夏秋まきにおすすめ
極楽天 早生 うすい緑 中太 中晩 春〜秋まきにおすすめ
楽  天 極早生 中晩 秋冬まきにおすすめ
夏楽天 早生 うすい緑 中太 秋冬まきにおすすめ
コマツナの畝幅と株間
畝幅100〜150cmの平床に条間15〜20cm、株間3〜5cmの条まきが標準です。生育の早い夏作では密植すると軟弱徒長をしやすく、やや薄まきにし株張りを確保します。逆に生育が緩慢となる秋冬作では、やや厚まきでもしっかりと株が太るので、株間を3〜4cmくらいに設定し、株数を増やすことで収量を確保します。
コマツナはどれくらい肥料が必要か?
連続して栽培する場合には特に土づくりが大切で、10a当たり年間5t程度の堆肥を施します。
肥料は10a当たり成分量でチッソ15〜20kg、リン酸、カリはそれぞれ10kg程度としますが、ハウスの周年栽培では、塩類集積による濃度障害の恐れがありますので、残肥を考慮して加減します。
コマツナの収穫
 収穫は20〜25cm程度を目安にし、1束250〜400g程度(市場によって異なります)に結束して出荷します。また近年は防曇袋に入れて出荷する形が増えてきました。
 収量は10a当たり、3〜4月どりで6,000束、秋どりで4,000束、夏どりでは3,000束くらいです。