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コマツナの作型と品種の選び方
品
種
名
早
晩
性
株
ぞ
ろ
い
株
張
り
草
姿
葉
色
葉
柄
の
太
さ
結
束
性
抽
苔
性
耐
暑
性
耐
寒
性
萎
黄
病
白
さ
び
病
作 型
春
夏
秋
冬
菜々音
中生
◎
太
極立
濃緑
太
◎
中
◎
△
◎
◎
春夏まきにおすすめ
◎
◎
◎
△
菜々美
中早生
◎
極太
立
緑
太
◎
中晩
◎
○
◎
◎
春〜秋まきにおすすめ
◎
○
◎
△
菜々瀬
中生
◎
極太
立
濃緑
太
○
中
○
△
◎
○
春夏まきにおすすめ
◎
○
◎
△
菜々子
中早生
◎
太
極立
濃緑
中太
◎
中
◎
○
○
○
夏秋まきにおすすめ
◎
○
◎
○
極楽天
早生
○
中
中
うすい緑
中太
○
中晩
◎
○
◎
△
春〜秋まきにおすすめ
○
△
○
○
楽 天
極早生
○
太
立
緑
中
○
中晩
△
○
○
△
秋冬まきにおすすめ
○
△
◎
◎
夏楽天
早生
○
太
立
うすい緑
中太
○
中
○
○
△
△
秋冬まきにおすすめ
○
△
◎
○
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コマツナの畝幅と株間
畝幅100〜150cmの平床に条間15〜20cm、株間3〜5cmの条まきが標準です。生育の早い夏作では密植すると軟弱徒長をしやすく、やや薄まきにし株張りを確保します。逆に生育が緩慢となる秋冬作では、やや厚まきでもしっかりと株が太るので、株間を3〜4cmくらいに設定し、株数を増やすことで収量を確保します。
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コマツナはどれくらい肥料が必要か?
連続して栽培する場合には特に土づくりが大切で、10a当たり年間5t程度の堆肥を施します。
肥料は10a当たり成分量でチッソ15〜20kg、リン酸、カリはそれぞれ10kg程度としますが、ハウスの周年栽培では、塩類集積による濃度障害の恐れがありますので、残肥を考慮して加減します。
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コマツナの収穫
収穫は20〜25cm程度を目安にし、1束250〜400g程度(市場によって異なります)に結束して出荷します。また近年は防曇袋に入れて出荷する形が増えてきました。
収量は10a当たり、3〜4月どりで6,000束、秋どりで4,000束、夏どりでは3,000束くらいです。