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■ヒマワリ ’グッドスマイル‘
「ヒマワリを咲かせたい。でも、広い場所がないから大きなヒマワリはちょっと…」「鉢作りのヒマワリをテーブルの上で楽しみたい 」、そんな方にぴったりのミニヒマワリがテーブルヒマワリ※ ’グッドスマイル‘です。
草丈は栽培環境により異なりますが、最も草丈の高くなる長日期の露地栽培で約45㎝、短日期の9㎝ポット栽培ではなんとわずか草丈約10㎝で咲くミニサイズの品種です。
花色は橙黄色に中心部分が黒色で、花形の整った最もヒマワリらしい一重咲きです。分枝性があり、腋枝にも比較的大きな花が咲きます(ただし、分枝の程度は栽培時期などにより異なり、まったく出ないこともあります)。
性質が丈夫で作りやすく、タネをまいてから約50日で開花します。1輪の花は7~10日程度楽しむことができ、夜間10℃以上に保つことができれば、冬でも咲かせることが可能です。
※「テーブルヒマワリ」 はタキイ種苗の登録商標です。 |
■ヒマワリ‘サンリッチ・オレンジ50’
’サンリッチ‘シリーズのヒマワリは、世界中でたくさん栽培されている切り花
用高性品種です。新品種’サンリッチ・オレンジ50‘は、従来品種’サンリッチ・
オレンジ‘の草丈を2割ほど低く、開花日は5日ほど早生に改良した品種です。
より短期間で、かつ草丈は大きくなりすぎずに咲かせることができます。そのほか
の性質は’サンリッチ・オレンジ‘と同じで、花色は橙黄色に芯が黒色の一重咲き
です。家庭の切り花用のほか、花壇用やプランター植えにも適した品種です。 |
■ヒマワリ‘サマーサンリッチ・レモン45’
極早生で小葉性の ’サマーサンリッチ‘シリーズに「レモン45」が追加され、
「パイン45」と合わせて2色になりました。
「パイン45」は鮮明な淡黄色が冴える人気品種ですが、「レモン45」はこれより
濃い純黄色の品種です。「パイン45」同様花色が鮮明で、この2品種にデルフィニ
ウムなどの澄んだブルーの品目を組み合わせると、実に爽快な色彩シーンが誕生し
ます。「パイン45」と「レモン45」のみでも、とても明るく涼しげな演出が可能です。 |
■ヒマワリ‘サンリッチ・フレッシュレモン’
ヒマワリは芯の色が黒色の品種が一般的ですが、切り花としてアレンジした場合、組み合わせによってはインパクトが強すぎることがあります。この点、’サンリッチ・フレッシュ‘系のヒマワリは緑芯であるため、主張しすぎず、ほかの品目とも調和しやすくなります。
この緑芯タイプの高性切り花用品種である’サンリッチ・フレッシュレモン‘には、兄弟品種として、’サンリッチ・フレッシュオレンジ‘もあります。どちらも ’サンリッチ・オレンジ‘に近い開花特性をもっており、適応性が広く栽培しやすい品種です。 |
■カンナ‘トロピカル・ホワイト’
’トロピカル‘シリーズのカンナは、タネから作れる品種として欧米でもとても人気があります。カンナのタネは大豆ほどのサイズで、大きいので扱いやすく家庭園芸にとても適しています。しかし、種皮がかたい硬実種子であるため、採種したままの状態でまいても発芽しません。このことが、カンナの実生系品種の普及を遅らせてきました。
そこで’トロピカル‘シリーズのカンナは、吸水できるように、タネの表面へレーザー処理をしました。これにより、そのまま播種しても容易に発芽させることが可能となりました。タネをまいてから3カ月ほどで咲き始め、株元から4~5本に分枝し、秋まで咲き続けます。
カンナの白色品種は球根系カンナでも珍しいものですが、’トロピカル・ホワイト‘の誕生により、夏花壇にほしかったホワイトカラーをもつ品目が1つ増えたことになります。
花壇植栽での組み合わせの幅が広がっていくことでしょう。 |
■アスター‘ネネ・ブルーフロスト’‘ネネ・ローズフロスト’
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‘ネネ・ブルーフロスト’ |
‘ネネ・ローズフロスト’ |
近年アレンジメントアスターとして人気の定着した、小輪一重咲き系統 ’ネネ‘シリーズの新花色です。白地の花弁の弁先にうっすらと青色が乗り、徐々に青みを増していく「ブルーフロスト」、淡いピンクが徐々に濃い桃へと移りゆく「ローズフロスト」、いずれも単色が多いアスター品種の中では、とても新鮮でクールな印象をもつ品種です。茎がかたく枝数の多い立性タイプで、花もちがよく、家庭用切り花としてとても重宝します。 |
■プリムラ‘レインボー’混合
プリムラの中でもポリアンサは、色彩的に非常に庶民的なものを感じさせます。また、花形も丸く親しみやすいものです。
’レインボー‘は花形に大きな特徴があります。それは、花弁が大きく波打ち、立体感のある花形がとてもおしゃれな点です。
加えて、一般的なポリアンサが単色であるのに対し、’レインボー‘は微妙なグラデーションを含むので、ほかのポリアンサでは得られない、やわらかな雰囲気をつくり出せます。 |
■ペチュニア‘ダブルカスケード・ブルー’‘ダブルカスケード・オーキッドミスト’
ペチュニアの品種の中で、大きめの鉢作りにして間近で観賞するのに適しているのが、八重咲き系品種です。’ダブルカスケード‘の花径は大輪パンジー並みの10㎝を越すサイズで、ペチュニアの八重咲き種の中で最も大輪咲きとなり、非常に豪華な花容を楽しめます。
「ブルー」はビロードを思わせる濃い紫、「オーキッドミスト」は咲き始めがラベンダーピンクで、咲き進むにつれて淡いピンクに変わっていく明るい色調の品種です。 |
■バーベナ‘オブセッション’混合
大輪バーベナの最新品種です。バーベナで問題になりがちな発芽性に優れ、また、生育がよく開花揃いにも優れています。コンパクトで分枝のよい点は、プランターなどに植えた後にメリットがあります。アプリコット系やコーラル系などの珍しい花色を含むシリーズです。 |
■コスモス‘ダブルクリック’
だれもが親しみをもてるとても身近なコスモス。品種改良も古くから行われてき
ましたが、花形については意外と変化に乏しく、これまで一重咲きの品種がほとん
どでした。それは、コスモスの八重咲き品種の作出がとても難しいことに起因して
います。しかし、いずれすばらしい八重咲き品種も生まれることでしょう。
本年新発表の’ダブルクリック‘は、八重咲きや一重咲き、その中間の花形や、
筒形の花弁をもつものなどが混合で咲く、とても楽しい高性種です。コスモスに見
られる多彩な花形が観賞できます。 |
 
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