蛾の仲間。幼虫が食害。
 成長した幼虫は体長4センチ。体色は緑色で、背中に2本の白い筋がある。背中に白い突起がたくさんあり、シャクトリムシのように歩くことにより、ほかのイモムシ類と区別できる(写真1)
 
 


 幼虫は葉を食害する。多発することはあまりないが、虫が大きく目立つので、相談がよく持ち込まれる。
 果実をなめるように食害することもある。
 
 


 春から秋まで4〜5回発生し、8〜9月にやや多い。
 カボチャ・メロン・ヒョウタンなど、ウリ科の野菜に発生する。
 
 


 登録薬剤はないが、ワタヘリクロノメイガに登録のある薬剤を用いると防除できる。
 発生は少ないので、家庭菜園では虫を捜して捕殺する方が手っ取り早い。

 
データ作成年月日:2015/1/30

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 病害虫の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。
写真1(HT)


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