タケノコハクサイは中国では紹菜あるいは天津白菜と呼ばれ、肉質もかためで水分が少ないので餃子の具材などに利用されてきました。タケノコハクサイは形が直筒形なので、貯蔵白菜として利用する際、積み重ねに適するという利点があります。
日本でも形が業務加工に適するとの特性から、日本ハクサイと交配した品種改良が行われていました。
タキイでは以前から品種名「チヒリ70」でこのタケノコハクサイを販売し人気がありましたが、純粋なタケノコハクサイの一代交配だったため、重量が2kg程度で長さがあり、最近の家庭環境にはあわない面もありました。
そこで、タキイの新たな提案として、タケノコハクサイの特長である収納性を生かして、もう少しコンパクトで場所をとらず、野菜室などにも入れやすい、食べきりサイズとして日本ハクサイとの交配で改良したのが「プチヒリ」です。味や食感も日本好みに調えました。肉質がしっかりしていますので、鍋で長時間煮詰めても、煮崩れしたり、溶けてしまいにくいのも嬉しいところです。 |
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