タキイ種苗株式会社タキイの野菜

直売所支援コーナー


直売所トピックス
スイートコーン新品種「ランチャー82」試食会で品質のよさをアピール!
神戸市六甲の直売所で試食とプレゼントを実施!
今年タキイが一推しする、82日の早生タイプで黄粒の極良質強甘味種「ランチャー82」。そのよさをアピールするべく、直売所で試食PRを行ったところ、「甘くておいしい」と各会場でうれしい声が聞かれました。
タキイは直売所への品種提案や講習会などを積極的に行っていますが、今回は兵庫県の水田種苗園様、JA兵庫六甲様と協力し、直売所支援と品種PRを兼ねて「ランチャー82」の試食会を開催しました。

ハートショップおしべ

兵庫県神戸市西区、JA兵庫六甲管内のハートショップおしべは、県内では中規模の、地元押部町に密着した女性が元気な直売所です。7月5日の日曜日、七夕祭りの一環として、店内購入者先着150名様への「ランチャー82」プレゼント企画が実施されました。

地元新聞での告知に、休日なのもあいまって、9時半の開店前から駐車場には車が続々と訪れ、直売所の入り口を先頭にあっという間に長蛇の列が。お子さん連れの方も目立ちます。一方で生産者の女性部隊は、早朝から試食の下準備に大忙しです。

オープンと同時に店内へはどっとお客さんが流れ込み、次々に新鮮な朝どり野菜を買い物かごに詰めてレジへ。その後、店舗前の特設コーナーでレシートと「ランチャー82」を交換するという流れです。試食ではボイルしたものと生のもの、両方食べていただきましたが、皆さんからは「おいしい」と大好評。初めて生食された方も「甘い!」と驚きでいっぱいの表情でした。

試食の準備に大忙し。でも和気あいあい。スイートコーン祭りの告知で気分も盛り上がる。
店内もオープン準備完了!
オープンを待ちきれず、ぐるりと行列が。

「ランチャー82」の栽培は今年から。販売開始は翌々日の火曜日より予定。この日はPRの試食とプレゼントのみだったため、購入できないことを残念がるお客さんも多々ありました。店頭に並べば必ず買いたいとの声に、成功の手応えを感じました。

その甘さで子どもたちに大人気。おいしそうに食べてくれた女の子。

この日は、神戸西神オリエンタルホテルの片山調理長もイベントに参加されており、「生でも濃厚でおいしいスイートコーンですね!」とおほめの言葉をいただきました。もちろん、片山さん担当の「もものコンポート」は、地元の桃をアピールしたセンスあふれる逸品。ほかに、おしべ婦人部考案の水ナス「SL紫水」入りカレーや、ゴーヤとバナナと牛乳のジュースも、主婦のアイデアが光るおいしい力作でした。

試食や抽選イベントなどでお祭りムードも高まって、オープンから1時間後の10時半には、プレゼント用の150本の「ランチャー82」は急きょ追加した50本も含め瞬く間になくなりました。レジを通った方はその時点で222人、日ごろの3倍増しの人出とのこと。午後から来られたお客さんには「ごめんなさい」の1日となりました。

地産地消活動に積極的に参加し、地域の食材をPRされる片山さん。
↑お昼を前にして店内の陳列棚もこの通り。最後の1本を渡す。とにかく元気なハートショップおしべの女性陣。早朝からのイベント準備、お疲れさまでした。

 

農協市場館ピカリショップ 

翌週7月17日には、岩岡町にある直売所ピカリショップで試食会を応援。ピカリショップは、平成6年にオープンしたJA兵庫六甲管内最初の直売所で、その成功が県内の店舗増加のきっかけになったそうです。

この日は平日で、しかもあいにくの雨模様。しかし、地元密着の直売所らしく近隣の常連さんが開店前から三々五々集まり、10時になると同時に、店内の「ランチャー82」試食コーナーはあっという間の人だかり。年配のお客さんなどはじっくり味を確認しておられました。

JA兵庫六甲管内にある直売所の、草分け的な存在。開店準備にも、どこかのんびり感が漂う。
雨模様にもかかわらず、店外にはお客さんの列が。店内に設けた試食コーナーにさっそくお客さんが集まる。飛ぶように売れる「ランチャー82」を、途中で補充に訪れた佐野公美さん。

プレゼントに皆大喜び!!

さらに、試食以上に感心されたのは、サンプル用に苞葉をむいた「ランチャー82」の先づまりと、粒列の揃いのよさ。むいたサンプルを、わざわざ持ち帰りたいというお客さんには驚かされました。

今回の試食分を栽培された佐野忠男さんは、地域でもベテランの生産者。スイートコーンのほか、岩岡特産のキャベツ、チンゲンサイ、キュウリなど栽培品目は多彩です。圃場では、「ランチャー82」が早生らしく低い背丈できれいに並んでいます。佐野さんによると、草丈が低いので風で倒れず、馬力があり、紋枯れ病にも強く感じたとのこと。岩岡の地にも合うとの評価でした。同じく生産者の西海豊さんも、穂が大きくもぎやすいのを喜んでおられました。

生産者の佐野忠男さんとその圃場。草丈が低く倒伏に強い。
合間には、タキイ技師を交えて勉強会も開催。生産者から熱心に質問が飛ぶ。大きい穂がしっかりできる。

JA兵庫六甲様、直売所の皆様、地元の水田種苗園様、そしてタキイのタッグで実現した今回の試食会は、大いにお客様へのアピールとなったのではないでしょうか。これからも直売所への支援となる品種開発や活動に励みたいと思っています。

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