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最近、『ドッグラン』という言葉をよく耳にするようになりました。これは、犬をリードから外して自由に遊ばせる、専用の広場のことです。もともとはアメリカのニューヨークが発祥とされていますが、現在は日本でも各地に施設ができています。また、ご家庭の庭にも芝生をつくることにより、ペットたちにはもちろん、子供たちにも優しい遊び場ができます。
ペットガーデンやドッグランの芝としては、 (1)排尿などによる過剰な塩類に耐えられること。 (2)損傷からの回復が早いこと。 (3)芝質が柔らかく、ペットの足に優しいこと。 などが求められます。 芝草の各種環境に対応する耐性 以下に、ペットガーデンに適した芝の種類をご紹介いたします。
ここ数年、水田のあぜ草や道路・河川の法面などに注目されている品種です。 適応pHが広く、また耐塩性が強いという特長があります。
ティフ・ブレアには、そのほかに以下の特長があります。
芝の中では、バミューダグラスが最も踏みつけ抵抗性や損傷からの回復力が強いと言われています。従来はティフトンという栄養繁殖(種子が無い)の品種が利用されてきましたが、この『リビエラ』は非常に芝質が良く、しかも種子から低コストで芝生ができる画期的な品種です。葉が非常に柔らかく、ペットたちの足にも優しいといえます。
ケンタッキブルーグラスは北海道などでは最も古くから用いられてきた芝草で、札幌の大通公園に使われている芝草もこの草種です。地下茎で拡がっていきます。寒地型芝草に属しますが、この『ムーンライト』は耐暑性が強く、本州でも高い永続性が期待できます。 |