兵庫県南あわじ市 株式会社広瀬青果 ファイトリッチタマネギ「ケルたま」を使った加工品が続々登場!

2020年2月20日更新

(株)広瀬青果から販売の「ケルたま」を使用した「オニオンスープ」と「お味噌汁」。今後新しく改版されるパッケージには「ファイトリッチ」のロゴが入ることになっている。
(株)広瀬青果から販売の「ケルたま」を使用した「オニオンスープ」と「お味噌汁」。今後新しく改版されるパッケージには「ファイトリッチ」のロゴが入ることになっている。

機能性成分を豊富に含むおいしい健康野菜シリーズのファイトリッチ。この高機能性に着目した加工品が注目を浴びています。兵庫県南あわじ市の株式会社広瀬青果さんの販売されている「淡路島産養宜(ようぎ)玉ねぎ使用お味噌汁」と「オニオンスープ」です。こちらの商品に高ケルセチンタマネギ「ケルたま」が使用されています。

この度は、(株)広瀬青果の広瀬哲典社長に「ケルたま」についてお話を伺いました。

株式会社広瀬青果広瀬哲典社長(右)と福岡一賀専務取締役(左)。タキイ研究農場にて。
株式会社広瀬青果広瀬哲典社長(右)と福岡一賀専務取締役(左)。
タキイ研究農場にて。

タマネギの特産地淡路島で栽培される「ケルたま」

(株)広瀬青果は、主に淡路島と徳島での青果販売と自社での野菜生産に取り組まれる青果会社です。自社農場の総栽培面積28haで主にタマネギ、ハクサイ(8ha)、キャベツ(8ha)をメインで生産されています。

タマネギの栽培面積は11ha。契約産地とあわせると淡路島では最大規模のタマネギ青果の取り扱い高で、その物量は年間2200tにもなります。土づくりを基本とした栽培で、残留農薬を国の基準値10分の1以下に抑えた兵庫県のブランドタマネギ「養宜(ようぎ)玉葱」として出荷されています。

栽培品種は7品種程度とのことで、そのうち「ケルたま」の栽培面積は1.5ha、全体の15%程度です。

機能性成分ケルセチンを従来品種の約1.5倍含む「ケルたま」。
機能性成分ケルセチンを従来品種の約1.5倍含む「ケルたま」。

「『ケルたま』に注目したきっかけは高ケルセチンの機能性野菜であるということ。昨今の健康志向の流れに乗って、何かアピールできる商品になればと思い導入しました」

導入の経緯について話す広瀬社長。「ケルたま」に目を付けました。タマネギの出荷先は市場出荷やスーパー、量販店が7割、あとの3割は業務加工とのことで、「ケルたま」については一部の量販店では品種名を明記し、「加熱調理向きのタマネギ」として差別化販売されています。

「ケルたま」を導入して今年で4作目ですが、近年の健康志向の高まりに伴い高機能性の野菜に対する世間の認知度が上がるとともに、売れ行きもだんだんよくなり、作付面積が増えて今に至っているとのことです。

広瀬青果さんの「加熱調理向きのタマネギ」(ケルたま)。
広瀬青果さんの「加熱調理向きのタマネギ」(ケルたま)。

おいしさと機能性をアピールするため加工品を展開

広瀬青果では「ケルたま」の加熱調理でのおいしさに着目し、2018年に「ケルたま」の「たまねぎスープ」と「味噌汁」を開発、販売を始めました。特にベジタリアン向けに動物性原料を含まないものとし、独自のロゴを用いてアピールされています。こちらも、関西スーパー、スーパーナショナル、コノミヤなどの量販店や道の駅などで販売し楽天市場を通じて直販も行い、好評を博しています。

2019年6月には「ケルたま」の機能性をアピールするために、「ケル玉の誘惑ドレッシング」と「ポン酢」も発売され、これらには「ファイトリッチ」のロゴを入れて機能性で他製品との差別化を図られています。

広瀬社長は、加工品の評判や売れ行きなど結果が出るのはまだまだこれからとされながらも、「機能性野菜に対する認知度が上がるとともに、徐々にこれらも売れ始めてきている」と分析されています。今後もタマネギの栽培を拡大していく中で、「機能性成分とおいしさ」でアピールできる「ケルたま」をラインアップの一つとして生産していきたいと展望を語ってくださいました。

タキイ秋期農場研修会の開発部ファイトリッチコーナーの展示。ここでもファイトリッチ加工品として、広瀬青果の「オニオンスープ」「お味噌汁」「ドレッシング」などが展示され、多くの人が足を止めて注目していた。
タキイ秋期農場研修会の開発部ファイトリッチコーナーの展示。
ここでもファイトリッチ加工品として、広瀬青果の「オニオンスープ」「お味噌汁」「ドレッシング」などが展示され、多くの人が足を止めて注目していた。