鉄分をしっかり摂りたいならこれ! ホウレンソウと牡蠣の“W鉄”に加え、さらに腸からの吸収を牛乳のタンパク質が助けてくれます。
SNSを活用する人、しない人も思わず写真を撮りたくなるような彩り鮮やかなファイトリッチレシピをご紹介いたします。
2021年7月20日更新
材料(2人分) 熱量480kcal(1人分)
<スープ>
作り方
材料(2人分) 熱量17kcal(1人分)
作り方
材料(2個分) 熱量389kcal(1個分)
作り方
材料(2人分) 熱量 266kcal(1人分)
作り方
材料(2枚分) 熱量 Ⓐ340kcal Ⓑ350kcal(1人分)
<Ⓐ(「弁天丸」)>
<Ⓑ(「京くれない」と「オランジェ」)>
<ⒶⒷ共通>
作り方
材料(2人分) 熱量318kcal(1人分)
<肉だね>
<ソース>
作り方
材料(円形セルクル[直径 70×高さ 40mm]の2個分) 熱量127kcal(1人分)
<ゼリー液>
作り方
材料(1個分) 熱量22kcal(1個分)
作り方
緑黄色野菜の定番であるホウレンソウは、β-カロテン、ビタミンC、E、葉酸などのビタミン類や、鉄、カルシウムなどミネラル類の宝庫です。中でも、鉄と葉酸の含有量は他の野菜に比べても高いことで知られます。
鉄は吸収されにくい栄養素ですが、ホウレンソウには鉄の吸収をよくするビタミンCも豊富に含まれているので、鉄分摂取のためにはとてもすぐれた野菜なのです。鉄が不足すると、貧血や頭痛、疲れなどの原因になるので、こまめに摂取するように心掛けましょう。
また、細胞の形成に関わる葉酸は、妊活をしている方や妊娠している方にとって、胎児の発育のために重要な成分です。妊婦さん自身にとっても貧血を予防したり、動脈硬化のリスクを下げたりすることに役立つとされています。
ホウレンソウは茹でたり、炒めたりはもちろん、生でスムージーにしたりと、いろいろな食べ方ができる野菜です。また、重要成分の一つである葉酸は油に強く、生のままさっと炒めれば、ほぼ失われません。シャキシャキ感が残るので食感も楽しめます。ただし、生で食べる場合や下茹でをしない場合は、結石の原因と言われるシュウ酸の摂りすぎに注意しましょう。シュウ酸は茹でて水にさらすことで落とせますが、水溶性かつ熱に弱いビタミンCも減ってしまうので、お湯や水に長く浸けないのがポイント!
茹でるときは、たっぷりのお湯を沸かします。茎は縦1/2に割り、砂などが付いていないか確認しておきます。まずは茎からお湯に入れ30秒、続いて葉の部分を入れて10秒経ったら直ちに冷水にとり、冷めたらすぐに引き上げて水気を切りましょう。そうすれば、80%近くのビタミンを残せます。さっと茹でると甘みや旨みの流出も防げ、特に和えものやおひたし、ナムルなどにすると違いが歴然と分かります。
鉄分をしっかり摂りたいならこれ! ホウレンソウと牡蠣の“W鉄”に加え、さらに腸からの吸収を牛乳のタンパク質が助けてくれます。
こちらの料理は、ホウレンソウのβ-カロテンに、トマトのリコピンをプラス。さらに卵のビタミンEも加えて“最強”に。マヨネーズで炒めたり、オムレツにしたりするのもおすすめです。
「常夜鍋」は、ホウレンソウと豚肉を鍋で煮て、ポン酢でいただくというシンプルな逸品。手軽に作れるだけでなく、豚肉に豊富なビタミンB1の疲労回復効果も合わさって、仕事終わりなど疲れているときにピッタリです。そのほか豚肉とチャンプルにしたり、豚の角煮に添えたりして、いろいろな「疲労回復即効メニュー」に。
シンプルな分、素材の味をそのまま楽しめる「常夜鍋」は、美食家の北大路魯山人も愛したメニュー。
ポリ袋に入れて保存しますが、密閉しないように注意。庫内には立てて置くようにして、3〜4日で食べ切りましょう。
冷凍の場合はさっとゆでてよく水気を取り、使いやすい大きさに切り分けたものをラップに包み、保存します。炒めものやスープ、グラタン、シチューなど、加熱調理用に。
2024年
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