とれたて野菜キッチン 2025年 酷暑の中でも豊作だった夏野菜!の巻

2026/2/20掲載

おなじみフードコーディネーター川淵智子さんに、自家菜園で野菜作りに挑戦して作った新鮮な野菜をふんだんに使ったレシピを紹介していただきます。自分で作った野菜と購入した野菜などを組み合わせた「自給自食」をテーマに「野菜作りの楽しさ」+「安全・安心でおいしい野菜料理」をご提案いたします。

調理監修 川淵 智子

調理監修 川淵 智子

テーブルファクトリー主宰。レストランメニューのプロデュースやテーブルデコレーションに関するイベントの企画・運営などを中心にTV、CF、料理本などを手がける。2005年より海外の大学や調理師学校でも日本料理の講義など行い幅広く活動中。

菜園でとれた新鮮な野菜を使ったレシピ

  • ナスとオクラのトロトロシュウマイ
  • ご馳走 焼きナス
  • こどもピーマン 夏のグリル
  • 夏ポトフ
  • ナスと万願寺の揚げびたし
  • ヘルシエの肉巻き七味風味
  • ご飯に合うカレー風味のラタトゥイユ

ナスとオクラのトロトロシュウマイ

ナスとオクラのトロトロシュウマイ

材料(2人分)/(1人分391kcal )

ナス 2本
オクラ「ヘルシエ」 3本
豚ひき肉 100g
小さじ1/2
ショウガ汁 小さじ1
コショウ 少々
ラー油 小さじ1/2
片栗粉 大さじ1
シュウマイの皮 16枚

作り方

  • 1.ナスはさいの目切りにし塩小さじ1/2(分量外)で軽くあえ、10分おいてからキッチンペーパー等で水気を切り、飾り用に8個ほど取り分けておく。
  • 2.オクラはガク部分を削り取り、表面にうぶ毛があれば塩でもみ洗いする。5mm幅の輪切りにし8枚を飾り用に取り分け、残りはまな板の上でタネごと叩くように粗みじん切りにする。
  • 3.豚ひき肉はボウルに入れ、分量の塩を加え粘りが出るようによく混ぜる。飾り用以外の1と2を加え、ショウガ汁、コショウ、ラー油で調味し最後に片栗粉を加える。
  • 4.セイロにクッキングペーパーを敷き準備しておく。をシュウマイの皮で包み順に並べ、飾り用のナスとオクラを中央に飾る。
  • 5.蒸気が上がったら鍋の上にのセイロを載せ、強火で5〜6分蒸す。
  • 6.蒸し上がれば火を止め、受け皿にセイロをのせ提供する。お好みで酢じょうゆ、辛子じょうゆなどをつけていただく。

とにかくトロトロ食感が特徴。セイロや蒸し器がない場合は、大きめのお皿にレタスや白菜、もやしなどを敷いてその上に並べて、ふんわりラップをかけて500Wの電子レンジで8〜9分加熱してください。

ご馳走 焼きナス

ご馳走 焼きナス

材料(4人分)/(1人分109kcal )

ナス(大) 3本
タマネギ「ケルたま」 1/4個
ミニトマト「千果」 2個
むきエビ 8尾
タレ(エスニック風)
薄口しょうゆ 大さじ1
ニョクマム 小さじ1
おろしショウガ 5g
おろしニンニク 5g
レモン汁 小さじ2
砂糖 小さじ2
刻みパクチー 1本分
むきエビゆで汁 大さじ1

作り方

  • 1.ナスは数カ所穴を開けてグリルまたは直火で皮を焼き、竹串などを使い皮をむく。(うまみ、栄養が抜けるため冷水には浸けない)
  • 2.タマネギは繊維に沿って薄切りにする。
  • 3.ミニトマトは4等分に切る。
  • 4.むきエビは背わたを取り、ひたひたの水で3分ほどゆでたら鍋から上げ水気を切る。(ゆで汁大さじ1はタレ用にとっておく)
  • 5.タレの材料を合わせ、を2〜3分漬け込む。
  • 6.のナスを食べやすいように縦に割いて器に盛り、のタレをかける。

エスニック風味が苦手な方は和風のタレはいかがですか?薄口しょうゆ大さじ1、みりん大さじ1、梅干し1個、大葉5枚(刻み)、白ごま小さじ1、むきエビのゆで汁大さじ1、かつお節3gをよく合わせます。
タレはアレンジ自由、いつも使っている麺つゆに薬味をたくさん入れたり、ポン酢&ラー油、マヨカレー風味でもおいしいですよ。また焼きナスは冷蔵庫で冷やして冷製にするのもおすすめです。

こどもピーマン 夏のグリル

こどもピーマン 夏のグリル

材料(2人分)/(1人分181kcal )

ピーマン(こどもピーマン「ピー太郎」) 5個
豚ひき肉 100g
トマトジャム(*2) 大さじ2
少々
コショウ 少々
粉チーズ 大さじ1
バジルの葉 大 2〜3枚
ミニトマト「オレンジ千果」 4個
レタスの葉 適宜
小麦粉 少々
トッピング
ケチャップ 大さじ1
粉チーズ 少々

「トマト出汁(*1)」「トマトジャム(*2)」の作り方

トマトは収穫時に分別して、表面に傷などがあるものはすぐに洗って、汚れや傷んでいる部分を取り除きます。無水鍋か圧力鍋にトマトだけを入れて加熱。しっかり果汁が出たら火から下ろし、粗熱を取りペーパーでこして水分と実に分けたらうまみたっぷりの100%「トマト出汁」の完成です。
残った実の部分はオーブンシートに広げ、バジルの葉をちらして軽く塩を振って200℃のオーブンで15〜20分ほど焼き上げます。保存容器に移し替え、浸るぐらいのオイルを加えたら甘くない「トマトジャム」のできあがり。油は米、太白、エゴマ、アマニなど無味のものだと汎用性と保存性が上がります。

作り方

  • 1.バジルの葉は刻み、豚ひき肉とトマトジャム、塩、コショウ、粉チーズと合わせボウルでよく混ぜる。
  • 2.ピーマンは縦半分に切りタネとワタを取り、内側に小麦粉を薄くまぶす。
  • 3.のピーマンにをスプーンでぎっしり詰める。
  • 4.をグリルで6〜7分ほど焼く。
  • 5.皿にを盛り付け、ミニトマト、レタスを添える。好みでケチャップや粉チーズをトッピングする。

「こどもピーマン」は苦味やピーマン臭が少なく、肉厚で甘みが感じられます。小ぶりで食べやすくお弁当にも使いやすいサイズ。フィリング(詰め物)もいろいろお試しあれ。豆腐と昆布、ツナとアボカドマヨネーズなどを詰めて焼いてもおいしいですよ。

夏ポトフ

夏ポトフ

材料(2人分)/(1人分211kcal ) 

タマネギ「ケルたま」 2個
オクラ「ヘルシエ」 8本
中玉トマト「フルティカ」 2個
鶏むね肉 1枚
トマト出汁(*1) 2カップ
ローリエ 1枚
調味料
少々
黒コショウ 少々
花かつお 少々

作り方

  • 1.タマネギは皮をむく。
  • 2.オクラはガクを取り、中玉トマトはヘタを取る。
  • 3.鶏肉はところどころ包丁の先で突いておく。
  • 4.圧力鍋にオクラ以外の材料を入れて加熱し、蒸気が勢いよく出てきたら火を止めて、おもりが下がるまでそのままおく。
    ※圧力鍋が無ければ無水鍋のようなふたの重いもので代用できます。
  • 5.ふたを開け、タマネギがやわらかくなっているのを確認したら、鶏肉を取り出し食べやすい大きさに切る。残り汁でオクラをさっと煮る。
  • 6.スープの味を調えて、深さのある器にスープをたっぷり入れて具材を盛り付け花かつおをタマネギに載せる。

トマト出汁がない時は、野菜のブロードやよく熟れた「千果(ちか)」などのミニトマトをたくさん入れると代用できます。トマトのグルタミン酸が素材の風味をアップしてくれるので、滋味深さが増します。

ナスと万願寺の揚げびたし

ナスと万願寺の揚げびたし

材料(2人分)/(1人分332kcal ) 

ナス 4本
万願寺トウガラシ 4本
鶏もも肉 1枚
米油 適量
つけ込みタレ
そばつゆ 200cc
みりん 大さじ2
スダチの果汁 小さじ1
鷹の爪 2本

作り方

  • 1.つけ込みタレは合わせて、冷やしておく。
  • 2.ナスは(太いものなら縦半分に切る)皮目に5mm幅の切れ込みを入れ、5cmの長さに切る。アク抜きのため、5分ほど水に浸ける。
  • 3.万願寺トウガラシはヘタを切り落とし、斜め半分に切る。
  • 4.鶏肉は筋を切り、肉の厚みを均等にし軽く小麦粉をまぶしておく。
  • 5.鶏肉を大きめのフライパンで皮目から中〜弱火で焼き始める。(ふたをして焼くとやわらかく仕上がる)
  • 6.のナスは水気を取り、600Wの電子レンジで1分加熱する。
  • 7.が焼き上がれば取り出し、一口大に切り分けのタレに漬け込む。
  • 8.のフライパンに底面が隠れる程度の油を足して熱し、の万願寺トウガラシとのナスを入れ表面にうっすら焼き目をつける。
  • 9.と一緒に15〜30分ほど漬け込む。

追加で焼き野菜、タマネギ「ケルたま」やミニトマト「千果」、ゴーヤに長ネギ、パプリカなどを入れると漬けダレはさらにおいしくなります。冷蔵庫で3日ほどもつので、追いベジして常備菜にするのもおすすめです。

ヘルシエの肉巻き七味風味

ヘルシエの肉巻き七味風味

材料(2人分)/(1人分299kcal ) 

オクラ「ヘルシエ」 8本
豚バラスライス肉 8枚
ミニトマト「千恋」 1個
小麦粉 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
七味唐辛子 適量

作り方

  • 1.オクラはガクを取り、600Wの電子レンジで1分加熱する。
    (またはフライパンにコップ一杯の水でさっとゆで、ざるに上げて自然に冷ます)
  • 2.豚バラ肉をまな板に並べ15cmぐらいに長さをそろえる。
  • 3.皿に小麦粉を広げの豚バラ肉の片面につけ、のオクラに巻きつけ、巻き終わりを下にしておく。ミニトマトは縦半分に切る。
  • 4.フライパンを温めの肉巻きオクラを巻き終わりを下にして並べていく。ミニトマトも一緒に焼き、火が通ったら取り出す。
    (テフロン加工以外のフライパンには大さじ1程度の油をひいてください)
  • 5.豚バラ肉に火が入り色が変わったらフライパンの端に寄せ、空けたスペースにしょうゆとみりんを入れ、細かい泡が立ってきたら絡ませる。火を止めて七味を振りかける。
  • 6.器にを盛りつけのミニトマトを添える。

ビールのお供にと考えたメニューですが、ご飯にもよく合います。
豚肉を巻くのが手間という時はひき肉に変えて炒め物にしたり、七味の代わりにマヨネーズやカレー粉などを使うとアレンジも広がります。

ご飯に合うカレー風味のラタトゥイユ

ご飯に合うカレー風味のラタトゥイユ

材料(3〜4人分)(1人分254kcal)
※ご飯のカロリーは含みません

タマネギ「ケルたま」 1個
ピーマン(こどもピーマン「ピー太郎」) 10個
ナス 2本
ミニトマト「千果」「オレンジ千果」 1kg
ニンニク 1片
オリーブオイル 大さじ1
豚ひき肉 200g
少々
コショウ 少々
バジルの葉 10枚
ローリエ 1枚
カレー粉 大さじ1

作り方

  • 1.タマネギは薄切り、ナスは2cm幅の輪切り(太いところは半分に)、ピーマンは半割りにしてタネを取り、ミニトマトはヘタを取る。ニンニクは瓶底などで潰す。
  • 2.豚ひき肉はひとつまみの塩とコショウを加えボウルでよく練り団子状に丸める。
  • 3.無水鍋(またはふたの重い密閉度が高い鍋)にオリーブオイルを入れ、のタマネギを茶色くなるまでよく炒める。
  • 4.に肉団子と残りの野菜、ローリエを加え、さっくり炒めてふたをし中火の弱火でゆっくり煮込む。
  • 5.蒸気が上がってきたらふたを開け、トマトの水分が出ていることを確認したら、カレー粉、塩、コショウで味付けする。全体をかき混ぜ1〜2分煮て、手でちぎったバジルとオリーブオイルを大さじ1程度(分量外)を入れ、よく混ぜてでき上がり。

全て自家菜園の野菜で作ることができる自己満足度の高いメニューです。
畑に行く前に作っておいて、お腹が空いて帰ってきて食べるととっても幸せを感じられるんです。

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