HOTニュース 180周年記念農場研修会レポート 滋賀研究農場編

2016/02/22掲載

花き品種展示コーナー

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ひまわり「サンリッチ」系

この度、フィンセント・ファン・ゴッホの没後125年にあたる今年、オランダアムステルダムにあるゴッホ美術館は、「F1サンリッチオレンジ」の生花12万5,000本を使ったひまわり巨大迷路が設営され、節目の年を彩りました。これを機にタキイはゴッホ美術館と3年間のパートナーシップを締結し、オランダのみならず日本でも様々な活動に協賛する予定です。このように世界に愛され25年のロングセラーサンリッチシリーズの最新作が展示されました。今年度は「DMRサンリッチオレンジ」の発表に続き、「サンリッチバレンシア50」と「サンリッチフレッシュオレンジα」を展示。

ユーストマ「ミンク」系

ユーストマは国内消費量のうち、80%以上が八重咲き品種で、従来は丸弁の花型が中心でしたが最近はフリンジ弁の豪華さが注目され、このタイプの品種が増加傾向にあります。中晩生中小輪の花径で花弁の巻が強く、花型安定度が抜群な白八重品種として圧倒的な人気品種となった「ミンク」シリーズに、今回市場流通量の多い紫覆輪の「ミンク マリン」を色追加することで強化を図っています。

ハボタン

1972年のハボタン初のF1品種「さぎ」「たか」を発表以来、1990年代の切花用高性種「晴姿」、2000年代の照葉ハボタン「プラチナケール」とハボタンの育成を常にリードしてきました。今回展示した「フェザー」シリーズ(レッド・ホワイト)は切り花用として新たに育成したF1高性種で高品質な切り花栽培が可能です。未着色状態でグリーン素材として切り花利用もできるなど、正月以外にも花材としての幅広い利用が可能です。

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