鈴木農場・伊東種苗店 店主
鈴木 光一(すずき こういち)
私は、福島県郡山市で現在まで30年間、野菜の直売所を経営してきました。また、縁あって平成8年より種苗店も兼営することになり直売所とタネ屋の両面から農業を考えるようになりました。日本農業が進む方向性のひとつは、本当にお客さまが欲しいと思える「価値のある商品づくり」をしていくことだと感じています。そのためにも、野菜の品種選びをしっかり行いましょう。
鈴木農場・伊東種苗店 店主
鈴木 光一(すずき こういち)
私は、福島県郡山市で現在まで30年間、野菜の直売所を経営してきました。また、縁あって平成8年より種苗店も兼営することになり直売所とタネ屋の両面から農業を考えるようになりました。日本農業が進む方向性のひとつは、本当にお客さまが欲しいと思える「価値のある商品づくり」をしていくことだと感じています。そのためにも、野菜の品種選びをしっかり行いましょう。
2018/07 /20掲載
「郡山ブランド野菜づくり」では、単にブランド野菜を作るだけでなく、その知名度を上げるためのいろいろな取り組みも行ってきました。
食味については、食味センサーを使ってほかの野菜とブランド野菜の食味の違いをグラフで表しました。また、栄養価については分析をお願いしてそれを数値化しホームページなどで見ていただけるようにしました。
ブランド野菜をよく使ってくれているシェフにお願いして簡単でおいしく食べることのできるブランド野菜のレシピを写真と一緒にホームページにアップしました。
お客さんと出会うための郡山あぐり市・郡山開成マルシェの開催を月1〜2回のペースで行っています。自分たちがどのような思いでブランド野菜を作っているか、お客さんに直接伝えるための機会になっています。お客さんもここに来ると「生産者に会える」と言って喜んでくださいます。
郡山ブランド野菜を楽しんでもらうツアーも行ってまいります。畑で収穫体験していただき、キッチンカーを使いシェフにその場で調理をしていただきます。畑の真ん中にテーブルと椅子を用意して畑でランチしていただきます。野菜の話をお客さんとたくさんできます。
郡山ブランド野菜を広めてくれるのはシェフ・料理人の皆さんです。その方々向けの商談会を実施。調理学校さんをお借りして、野菜の展示と試食をしていただいたり、実際にキッチンで調理していただいたりもしました。
市内の複数の学校で三年生の授業に「郡山ブランド野菜」について話をしていきます。また、学校農園で実際にブランド野菜を作ることなども行っています。
※郡山ブランドの野菜の青果、種子などの取扱はタキイではございません。
2024年
秋種特集号 vol.58
2024年
春種特集号 vol.57